パナソニックは、寝室などにいる赤ちゃんの様子をモニター機で見守りできる「ベビーモニター KX-HC705」の発売を5月23日(木)にスタート。発売に合わせ、グループライズ代表・NPO法人オトナノセナカ共同代表の斎藤哲さんをゲストに招き、育児に対する意識変化や課題などを踏まえ、「これからの育児」についてのセミナーを開催した。
男性の育児参加を促進するために様々な活動をしているという斎藤さん。「パパの意識は変わりつつあるが、現実には男性の育休取得率は5.14%で、育休取得期間も8割が1カ月未満」と依然としてママに育児の負担が大きく、“ワンオペ育児”が解消していない実態を指摘した。
そのうえで、斎藤さんは「ママはひとりで頑張りすぎです。パパ以外にも頼ることを考えてみませんか?」と提案。“頼るもの”として「地域」と「ツール」を挙げた。
「地域」と「ツール」に頼ることは、ベビーモニターをはじめ、様々なデバイス・アプリを活用して育児を楽にしようという考え方。「子育tech(こそだてっく)委員会」という組織が設立されたり、「Baby Tech Award Japan 2019」というコンテストが開催されたりなど、テクノロジーにも注目しているという。
斎藤さんによると、この講演に先立ちベビーモニター友人のママに実際に体験してもらった結果、4歳と8カ月の兄弟の子育てをしている中、育児の悩みがベビーモニターによって解消されたそう。
ベビーモニターを使ってみての感想として、「家事をしながら寝ている様子を確認でき、動いたり泣いたりしたら知らせてくれるのが便利」「モニターを持ち運べるので、料理中やお風呂掃除の際にも寝室の様子が確認できる」など嬉しい声が続々。
「地域」と「ツール」に頼ることは、決してダメなことではない。自分らしく育児をするために取り入れてみてはいかがだろうか。
「パナソニック ベビーモニター KX-HC705 公式ホームページ」
( https://panasonic.jp/hns/products/hc705.html )