「今日の食事は何にしよう?」毎日の食事メニューについては気にしているものの、廃棄される食品について、日々心を寄せている人は少ないかもしれない。食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、日本全国で年間約600万トンにものぼり、そのうちの約半分は家庭から出ているという。
「食品ロス」削減への取組みを進める京都府
そんな「食品ロス」問題について考える講演会が、京都市のKBSホールにて、2月22日(土)に開催される。家庭でもできる食品ロス対策を知り、意識を高めてもらうのが狙いだ。
京都府では、家庭でできる食品ロス対策のセミナーや、食材別使い切りレシピの動画作成など、「食品ロス」削減への取組みを行なっている。
講師は料理研究家の大原千鶴氏
今回の講演会では、「やさしい和食でムダなく美味しく」と題して、講師に料理研究家の大原千鶴氏を迎える。大原氏は、NHK「きょうの料理」、NHKBS4K「あてなよる」レギュラー出演のほか、家庭料理の講演など幅広く活躍。今回の講演会では和食をテーマに、食材をムダなく美味しく使い切る方法について、楽しく教えてくれる。
開催時間は14:00~16:00で、参加費は無料。参加条件は京都府内に在住又は通勤・通学している人で、定員は300名。
事前申込制のため、氏名と連絡先(電話番号)を明記の上、府民総合案内・相談センターあてに電話(075-411-5000)またはFAX(075-411-5001)・Eメール(411-5000@pref.kyoto.lg.jp)のいずれかにて申し込みを。申込期限は2月7日(金)必着。
日々の料理で食材を無駄なく使いきることに意識を向ける、そんな良い機会になりそうだ。
■「KBSホール」
住所:京都市上京区烏丸上長者町KBS京都放送会館3F
『京都府の取り組み詳細』
( http://www.pref.kyoto.jp/shokuiku/tabenokoshizero/1loss.html )