ゴールデンウイークが迫る中、全国的に発出されている緊急事態宣言による外出自粛で、連休中も子どもと自宅で長時間過ごすことが見込まれる子育て世代。おうち時間をどう楽しく過ごすか、頭を悩ませている保護者も少なくないだろう。
無料ダウンロードできる「人工衛星」ペーパークラフト
そんな親子たちを応援すべく、“おうち時間に「人工衛星」を作ろう”というユニークな試みがスタートしている。QPS研究所では、無料でダウンロードできる人工衛星ペーパークラフトのデータを公式HPで公開中だ。
九州の宇宙産業会社が開発
QPS研究所は、九州の地に宇宙産業を根差すことを目指して、2005年に九州大学の名誉教授である八坂哲雄氏と桜井晃氏、三菱重工業のロケット開発者であった舩越国弘氏により創業された会社。
同社と約20社の九州の地場企業が開発・製造した小型SAR衛星1号機「イザナギ」は、2019年12月11日にインドの「サティシュ・ダワン宇宙センター」より、高度約570kmの軌道へと打ち上げられ、現在はアンテナを展開し、運用中だという。
人工衛星「イザナギ」を作れる!
今回ダウンロードできるのは、この「イザナギ」のペーパークラフト。社員向けに作られていたものを、子どもも取り組みやすいようアレンジした。
同社公式HPのNewsページからペーパークラフトをダウンロードして印刷し、作り方の案内に従って完成させよう。
また、印刷用A4サイズ用紙10枚・定規・カッター・ハサミ・接着剤(のり)が必要となるので事前に準備しておくとスムーズだ。さらに、両面テープ・木工用ボンド・つまようじがあると便利だという。
子どもがはさみやカッターを使うときは、必ず大人の指導のもとで行うようにするよう気を付けて。
写真投稿のキャンペーンも実施中
さらに、「イザナギ」を作った後も楽しめる写真投稿のキャンペーンを実施中!完成した「イザナギ」の写真を「#おうちで人工衛星」のハッシュタグをつけてSNS(Instagram・twitter)にアップした希望者には「イザナギ」のミッションマークステッカー(直径約9cm)がプレゼントされる。詳しくは、同社公式HPのNewsページにて合わせて確認を。
子どもと一緒におうち時間を楽しく過ごし、宇宙のことも学べる良い機会になりそうだ。