新型コロナウイルスの影響が拡大するにつれ、毎日心落ち着かない日々を過ごしている人も少なくないだろう。こんなときだからこそ、心穏やかなひとときを意識的に持ちたいものだ。
新型コロナの早期終息祈願祭の一環として
東京の台東区入谷に鎮座する神社「小野照崎神社」では、5月1日(金)~10日(日)のゴールデンウイーク期間限定で、お願いごとを集めてリモートで祈祷する「オンライン神社」を実施。新型コロナウイルス感染症の早期終息祈願祭の中で、あわせて一般からのお願いごとを御神前に奏上する。
852年創建の「小野照崎神社」
852年に創建された同神社は、平安時代初期の政治家でありマルチアーティストの「学問・芸能・仕事の神様」小野篁命(おののたかむらのみこと)を祭神として祀っている。また、国民的俳優である故・渥美清氏ゆかりの神社でもあるという。
2018年より新しい取り組みに挑戦
同神社では2018年より、編集者の箕輪厚介氏のプロデュースのもと、ネットとつながる「お守り2.0」や「月替わりの2種の限定御朱印」「日本一薄い御朱印帳~うすいんちょう~」の開発など、伝統を守りつつも時代に合わせた新たな取り組みを行ってきた。
「オンライン神社」参拝の手順
今回開催する「オンライン神社」参拝の流れはこうだ。
まず、自分の心と向き合い、神社へのお願いごとや誓い立てを、特設サイトから期間中に申し込む。
お願いごとや、誓い立てをすると、あなただけの「お願い絵馬」(画像)がつくられる。この絵馬は決意表明でもあるので、ぜひSNSでシェアして周囲にお知らせしてみて。
お願いごとは実際に神社で祈祷される。期間中毎日13時から祭典を執行し、Twitterでその様子がLIVE配信されるので、祈祷中は気持ちを静め、自身の心と向き合うひとときにしよう。
終了後には、祈祷された“おしるし”として、特別な御朱印の待ち受け画像がメールで送られてくる。外出自粛が解除された後、神社参拝の際に申し出ると、本物の御朱印を授けてくれるそうだ。こちらは年内の対応を予定しているとのこと。
このような情勢だからこそ、自分の心に耳を傾け、向き合う時間を持つことは大切だ。今年のゴールデンウイークは、「オンライン神社」で自宅から神社に手を合わせてみては。