日本ジオパークネットワークの協賛企業である「シンク」が、地域の特産品販売サービス「地球堂」をスタートさせた。
大地の公園ジオパーク
日本全国には、4月1日(水)時点で「日本ジオパーク」として認定されている地域が43カ所ある。
大地=ジオの上に広がる動植物や生態系の中で、ヒトは生活し文化や産業などを築き歴史を育んでいる。長い時間をかけて創られた今の生活の成り立ちが、大地の活動からひもとかれているのを実際に目にすることができるのがジオパークだ。
日本ジオパークネットワークによると、ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味しており、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所を指している。
たとえば、萩ジオパークの「須佐ホルンフェルス」では、日本海ができた頃の海底の地層を見ることができる。
“地球の物語”とともに届く美味しさ
今回スタートした通信販売サービス「地球堂」にて販売される商品は、それらの地域特有の大地でのいとなみから生まれた「おいしい地域の味覚」を届けるラインアップ「日本全国!ジオパークを楽しむセット商品」だ。
ジオパーク活動を行っている地域には、それぞれ特徴ある風景と生態系があり、人々のいとなみが育まれている。そんな各地のジオパークの特色を生かした商品を扱い、それぞれ産地直送で届けられる。
また、QRコードを読み込めば、セットに入っているそれぞれの特産品と関わりの深い景色を映像で楽しめるなど、特産品の味わいとともに“大地と自然と人の物語”についても知ることができるのがポイントだ。
美味しいだけではなく、その地域の成り立ちについて物語で知ることができるのは魅力的!
ジオパークに行けない今、美味しい名産品を手に取りながら、物語を感じて思いを馳せてみては。