きたる6月20日は、国連の定める「世界難民の日」。“難民”と聞くと、世界のどこか遠くの話のように思ってしまいがちだが、日本も無関係ではない。日本で暮らす難民も実在している。
1週間限定でチャリティアイテムを発売
日本に逃れた難民の支援を行うNPO法人「WELgee(ウェルジー)」は、京都発のチャリティ専門ファッションブランド「JAMMIN(ジャミン)」と連携。
「世界難民の日」6月20日を含む、6月15日(月)~21日(日)の期間限定で、オリジナルデザインのチャリティアイテムを販売する。
40種類以上のアイテム
1週間限定での発売となるチャリティアイテムは40種類以上。アイテムの多くは染料から生地まで国産の素材を使用し、全て手刷りでプリントしたものだ。
各アイテムには「SHAPE THE FUTURE TOGETHER(ともに未来を築く)」というメッセージが描かれており、「人種」や「国籍」などにかかわらず、どんな人とも対等なパートナーとして、ともに未来を築く社会の実現を目指すという、「WELgee」の願いが込められている。
アイテムの購入ごとに700円寄付
今回、アイテム1点の購入につき700円が「WELgee」に寄付される。
寄付金は、難民と日本企業をマッチングし、就職から定着、安定した生活までをサポートする人材紹介サービス「JobCopass(ジョブコーパス)」の運営資金にあてられるという。
Tシャツやトートバッグなどがラインアップ
チャリティアイテムの一部を紹介しよう。
「Tシャツ」3500円(税・寄付金含)は全11色から選べる。ほどよい身幅のリラックスしたシルエットでデイリーウェアとして着やすく、年齢やスタイルを問わず、コーディネートを楽しめる。
「トートバック」2100~2700円 (税・寄付金含)は全2色展開。同バッグは、チャリティー額を100円・700円のどちらかから選べる。郵便配達員が持つバッグにも採用されるほど丈夫な厚手のキャンバス生地なので、大容量の荷物を収納可能。持ち手は長めになっていて、肩掛けができるのもうれしい。
チャリティアイテム各種は、「JAMMIN」ECサイトより購入できるので、バラエティー豊かなラインアップをぜひチェックしてみて。
ファッショングッズを購入することで、チャリティにも参加できる取り組み。この機会に、難民問題について考えてみたい。