世界最長の爬虫類ニシキヘビとその仲間たちを、ダイナミックな写真と情報で紹介する図鑑が登場!『ディスカバリー生き物・再発見 ヘビ大図鑑 ボア・ニシキヘビ編』が、誠文堂新光社より発売中だ。
ニシキヘビとボアにフォーカスした一冊
大蛇と称されるヘビの仲間で中南米に生息するのが、主にボアとそれ以外のニシキヘビ。おとなしく美しい種で品種が多数揃うため、爬虫類では飼育者に人気のあるグループだという。
そんな人気のニシキヘビとボアにフォーカスした同書は、品種、生態、繁殖、飼育など、学術的な目的以外にも飼育者にとって必要な情報が満載!
高級絨毯のようなきめ細かな模様が美しいカーペットパイソン、さまざまなカラーバリエーションがあるグリーンパイソンやエメラルドツリーボアなど、コレクターにとっても楽しめる種・品種の写真を多数掲載しているのが特長だ。
奥深い生態を持つボア・ニシキヘビの世界
同書は「大蛇と人間」というまえがきからはじまり、3つのチャプターで構成。「ボア・ニシキヘビとはどういう生き物か:ボア・ニシキヘビの特徴」「ボア・ニシキヘビの飼育各論」「どの種類を選ぶべきか?」「ボア・ニシキヘビの飼育環境について」などについて解説している。
幼体の管理・病気やケガにも触れており、野生と飼育の両面からアプローチ。集団で協力して狩りをするボアや、卵が孵化してから数週間ほど幼体の世話をするニシキヘビもいるという。彼らの生態が従来考えられていたよりもずっと複雑で、未知の部分があることを知る機会になりそうだ。
『ディスカバリー生き物・再発見 ヘビ大図鑑 ボア・ニシキヘビ編』4500円(税抜)は、誠文堂新光社書籍紹介ページより購入できる。
ダイナミックなヘビの世界を知るのはもちろん、夏休みの自由研究などにも使える一冊。親子で楽しんでみてはいかが。