中止になった青森「ねぶた祭り」を、“塗り絵”で楽しめる!
今年初めて開催される「#オンライン青森夏祭り」で、女性ねぶた師が描いた絵を活用したオンラインワークショップ「ねぶたぬりえ体験」が、8月1日(土)12:00~12:45に開催される。
今年の青森夏祭りはオンラインで
青森県では、新型コロナウイルスの影響により、戦後初めて中止となった「青森ねぶた祭」をはじめ、県内各地域の夏祭り・秋祭りが開催中止を発表している。
そんな中、長い時間をかけて準備に携わってきた人々の熱い思いを届け、青森の夏祭りの素晴らしさを発信し「将来青森に行きたい」というきっかけを作りたいという想いのもと、有志、賛同者や協賛社が集まり「#オンライン青森夏祭り」が7月31日(金)~8月2日(日)の期間開催されることに!
そこで「あおもり市民ねぶた実行委員会」に協賛し青森県と深く関わってきた「クラブツーリズム」が、今年も多くの人にねぶたの魅力を知ってもらおうと、ねぶた師・北村麻子さんを講師に迎え、北村さんが昨年制作した「ねぶた」台紙を使用した「ねぶたぬりえ体験」を開催する。
史上初の女性ねぶた師からのアドバイスも
北村さんは、数々の功績を残すねぶた師の第一人者である六代目ねぶた名人の父・北村隆氏に師事。デビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」が優秀制作者賞を受賞したことで注目された、約300年のねぶた師史上初の女性ねぶた師だ。
今回は、そんな北村さん本人が塗り絵のアドバイスをする動画も用意され、プロのねぶた師の技術を学びながら塗り絵にチャレンジできる。
クイズに参加して特産品を当てよう!
このほか、塗り絵の合間には、正解者に特産品がプレゼントされる“青森にまつわるクイズ”が実施されるなど、双方向のコミュニケーションを取りながら「ねぶた祭り」と「青森県」の世界を楽しめる。
参加方法は、「#オンライン青森夏祭り」公式サイトから視聴チケットを事前に申込むと、当日までにアクセス可能なZoomのURLがEmailにて送付される。参加費は無料。また、参加者は事前に北村さんの公式ホームページから「ねぶた塗り絵」の「中級編①」をダウンロードのうえプリントアウトをしておこう。
オンラインワークショップ「ねぶたぬりえ体験」に参加して、青森の祭りや文化を楽しんでみては。