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40~50年に一度だけ咲く「アガベ・テキラーナ」東南植物楽園で開花!

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滅多に見ることができない貴重な花を見に行こう!

沖縄県の東南植物楽園で、40~50年に一度しか花が咲かない「アガベ・テキラーナ」の開花が7月26日(日)に確認された。今後は順次開花し、7月末~8月上旬が見頃になる見込みだ。

「テキーラ」の材料となる植物

「アガベ・テキラーナ」は、メキシコの有名な蒸留酒「テキーラ」の主原料となるメキシコ原産の多肉植物。和名は竜舌蘭(リュウゼツラン)。

メキシコ第二の都市グアダラハラ(Guadalajara)の近くにテキーラ村があり、メキシコで法に従って生産されたもののみ「テキーラ」として販売・流通することが許されているという。

一生に一度の貴重な花


「アガベ・テキラーナ」の葉は剣のような形で根元から放射状に伸び、葉の長さは1m以上にも達するものもある。

開花の際には下葉が枯れ始めるとともに、アスパラガスのような花茎が急速に伸長。リュウゼツランの仲間は一般に成長が遅く、100年に1度開花するとの言い伝えから別名センチュリープラント(century plan)と呼ばれる。

実際に開花に要する年月は、原産地の良好な環境で15年程度、日本では30年~50年ほどといわれているのだとか。また、この種は生涯に1度だけ花が咲き、結実すると枯れる一回結実性の植物としても知られている。

7月末~8月上旬が見頃


同園の水上楽園ロックガーデンエリアの「アガベ・テキラーナ」は、4月下旬からの花芽が伸びはじめ、高さ約10メートルまで達した花芽から今回開花した。


7月末~8月上旬が見頃となり、9月まで花が鑑賞できる。その後は古株になるまで展示を続ける予定で、子株は10月まで鑑賞できるという。


東南植物楽園は、日本では珍しい約1300種類の貴重な植物が鑑賞できる日本最大級の屋外型植物園。植物ガイドと巡る園内ツアーをはじめ、癒し・健康をテーマにしたレストランや体験プログラム、動物ふれあいなど豊富なプログラムが盛りだくさん!

なお、現在は新型コロナウイルス感染防止の為、一部内容を制限して営業している。

貴重な「アガベ・テキラーナ」の花を見に、東南植物楽園を訪れてみては。

■「東南植物楽園(Southeeast Botanical Gardens)」
住所:沖縄県沖縄市知花2146

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