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丸森町の手しごと品が揃うECサイト「手しごとのある暮らしmaru」が正式OPEN

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昨年の台風の影響で販路を失った“丸森町の手しごと商品”が再出発!

宮城県伊具郡丸森町に本社を置くデザイン事務所「nekiwa」が、丸森町に古くから伝わる手しごと商品の魅力を発信するECサイト「手しごとのある暮らしmaru」を8月6日(木)にオープンした。

昨年丸森町を襲った台風19号。町内全域が大きな被害を受け、手しごとの制作場所も浸水し、制作と販売の基盤となっていた団体も解散するなど大きな影響を受けた。

販路を大幅に失った丸森町の手しごと品の新たな販路として、今年4月に「nekiwa」が同サイトをプレオープン。試験的に運用してきたものが、今回正式オープンとなった。

素朴な温かみのある品々

「手しごとのある暮らしmaru」は 『毎日を少しだけあたたかくする、手しごとの素朴な温もり』をコンセプトに、丸森町の作り手が代々受け継いできた商品を現代の生活シーンに合わせて提案。町内の生産団体が制作する「つる細工」、「織物」を中心に商品を展開し、今月より新たに「わら細工」の取り扱いを開始した。


「わら細工」は、稲を刈り取った後に乾燥させ、農業ができない冬の間に各家で生活や祭事の道具を作るという、古くから日本の各地に伝わる知恵と技術。

稲の刈り取りの機械化が進み、わら自体がほとんど取れなくなり、この技術も少しずつ姿を消している中、丸森町では伝統的なわら細工の技術を受け継ぎ、しめ縄や雑貨を制作している。


町内の山で採れたあけびや山葡萄のつるを加工して作られるバッグやカゴなどの「つる細工」は、材料の採取から作り手自身で行うという手間隙のかかる一品。技術力が非常に高く、県外のファンも数多くいるのだそう。


古くから養蚕で栄え、織物文化も発展していた丸森町。同サイトでは、「しるく」の機能性と、今も守り継ぐ養蚕農家や「しるく」を扱う作り手のまっすぐな想い、決して楽とはいえない業工程にも真摯に向き合う姿に惚れ込んだ阿部倫子氏が立ち上げた丸森しるくのブランド「しるくわ」の「織物」も取り扱う。

ポップアップストアも開催


また、今回の正式オープンを記念して、「紫山のごはん会 分室」にてポップアップストアが1日限定でオープン。日時は8月30日(日)10:00〜16:00。「わら細工」「つる細工」「織物」「丸森和紙」のほか丸森産の野菜なども販売予定なので、足を運んでみよう!

■「紫山のごはん会 分室」
住所:仙台市青葉区通町2-16-24 コクラス北仙台1F

※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします

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