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価値ある素材を無駄なく使ったエシカルな「チーズケーキ Hazico」新発売

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石川県金沢市の「ぶどうの木」が、貴重な農産物の端材を原材料として作った「チーズケーキHazico(ハジコ)」2,300円(税抜)を新発売した。

新しい価値のチーズケーキ

ぶどうの木では、これまで食品ロス対策・SDGsへの取り組みの一環として、自社食品工場で発生する端材やはじっこを活用した商品「Hazicoシリーズ」を開発してきた。今回、新たに農家や企業とのパートナーシップによる高付加価値の新商品として誕生したのが「チーズケーキHazico」。

「国産有機フロマージュブラン」と「金沢ゆず」の廃棄部分から生まれた、新しい価値のチーズケーキだ。

破棄される乳製品と柚子を使用


同商品に使用しているのは、北海道瀬棚地区で日本の乳製品で初めての“有機JAS認証”を取得し、高品質な乳製品を製造している「セタナ・オーガニック」の『国産有機フロマージュブラン』。生乳1トンのうちバターになるのはわずか3%程度で、廃棄されることが多い残りの乳清(ホエイ)を原料にしている。


もう一つの素材『金沢ゆず』は、できるかぎり農薬は使わず、除草剤や化学肥料は一切不使用、土地や栽培への研究も重ねながら手間暇かけて丁寧に作った「多田農園」のもの。

果汁として出荷される時に出る、これまでは廃棄されてしまっていた“絞った後の果皮”をコンポートにして使用している。


いずれも、生産者が自然と向き合って、心と力を尽くして生まれた貴重で希少な農産物の一部で、価値を持ちながらも副産物として利用されずに廃棄されてしまっていたもの。

この2つをしっとりとなめらかな食感に仕上げた「チーズケーキHazico」は、素材の豊かさとともに、端材(はじっこ)も含めて余すところなく使うという価値も楽しみながら味わいたい商品だ。

賞味期限は、解凍後冷蔵で10日間なので、冷凍庫に常備しておくのもおすすめ。

購入は、洋菓子工房「ぶどうの木」各店および同店オンラインショップにて。

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