9月18日(金)〜22日(火)のシルバーウィーク期間に、「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」にて「浮世絵 THE WORLD」が開催される。
新しい”まち”で日本の伝統文化を
日本国内外を繋ぐ役割を担っている羽田に、体験を通じた伝統文化の発信を行う新しい“まち”であり、空港近接の大規模複合施設である「HANEDA INNOVATION CITY」が7月にオープン。
今回この新しい“まち”で、日本の伝統文化“浮世絵”と江戸時代の世界を五感で体験・表現する「浮世絵 THE WORLD」が開催される。
灯篭や巨大提灯が並ぶ
会場に入ると、“浮世絵の動物”や“大田区ゆかりの浮世絵”が描かれた置型の灯篭が並ぶ「江戸燈籠街道」が出迎える。この灯篭は、大田区内の中学校が一部制作協力したもの。江戸から現代に続く光の道として、入り口から巨大浮世絵までのスロープなど随所に置かれ、来場者を優しく照らす。
会場内では、定期的に現れる“江戸おもてなし大道芸”によるパフォーマンスも行われ、江戸ならではの大道芸で明るくおもてなし。
また、江戸で人気を博した浮世絵師「歌川国芳」と「東洲斎写楽」のほか、大田区ゆかりのモチーフが描かれた迫力のある約3mの巨大提灯も登場!この提灯には、真言宗善通寺派大本山隨心院の襖絵などを手がける絵描きユニット「だるま商店」による、迫力のある絵が描かれている。
紙ろうそくで表現する巨大浮世絵も登場
さらに、17時以降から開門される巨大浮世絵エリアでは、約1万個もの小さな紙ろうそくで表現する巨大浮世絵「羽田旋風快晴」を展示。大田区内の小学生たちが一部制作協力した紙ろうそくの揺らぐ光による、一度として同じ姿を見せない幻想的なアート作品だ。
同作品は、来場者の協力によって点火されるという。皆で盛り上げるアートを楽しもう。
ライブペイントやグッズ販売も!
このほか、来場者とアーティストによって創り上げられるライブペイント「肉筆ライブアート」や、江戸の和食を中心とした飲食店舗、浮世絵が描かれたグッズなどを販売する雑貨店舗が集まる「江戸広場」など、“浮世絵”と“江戸時代”を体感できるさまざまなコンテンツが盛りだくさん。
なお同イベントは、ソーシャルディスタンスを促すシールやスタッフの出勤時の検温、マスクの着用など徹底したコロナ対策のもと実施。来場の際は、至近距離での会話や大声による会話、呼びかけ行為は避けるなど、3蜜を避けたソーシャルディスタンス確保への協力を。
■「HANEDA INNOVATION CITY」
住所:東京都大田区羽田空港一丁目1番4号
※画像はイメージ