10月25日(日)にオープンする「ヨックモックミュージアム」の入館予約が、10月2日(金)から開始している。
ピカソのセラミック作品などを中心に展示
「ヨックモックミュージアム」は、ヨックモックの創業者である藤縄則一の『菓子は創造するもの』という想いを受け継ぎ、ヨックモックグループとして30年以上かけて集めたピカソのセラミック作品などのヨックモック・コレクションを中心に展示する美術館だ。
ヨックモック・コレクションは、南仏の町ヴァローリスにあるマドゥラ工房で、ピカソが熟練した職人たちと協働して創り出したセラミック作品のエディションを数多く集めた、世界有数のコレクションのひとつ。
ピカソのエディションにおいて最も特筆すべき点は、職人が型やろくろによって形態を忠実に複製し、ピカソがときに型破りな方法で生み出した形態や効果をも再現したこと。セラミック制作に初めて本格的に着手した第二次世界大戦後の1947年から1973年に死去するまで、ピカソはラミエ夫妻と緊密に協力しながら数千点にものぼる作品を制作した。
コレクションには、お椀、水差し、食器、大皿といった、エディションとして生産された多岐にわたる容器や優れた大型の作品の全てが含まれていて、ピカソの粘土を通じた創造の記録を示すものとなっている。
予約方法
予約は、「ヨックモックミュージアム」公式サイトからオンラインで可能。一部当日券もあるが、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした入場制限があるため、事前の予約がオススメだ。
「友の会」の個人会員も募集
また、「ヨックモックミュージアム」受付で入会申込書を記入し、年会費5,500円(税込)を支払えば、当日から利用できる個人向けの「友の会」もあり、会員になると会員証の提示で展覧会期間中何度でも入館が無料になるほか、美術館招待券2枚がもらえ、1回分のアートセッション3,300円も無料で体験可能だ。
シガールを筆頭に、人気の焼き菓子を多く手掛けるヨックモックが展開する美術館に足を運んでみて。
■「ヨックモックミュージアム」
住所:東京都港区南青山6丁目15-1
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします