松戸市「戸定歴史館」展示室にて、10月17日(土)〜2021年1月11日(月・祝)の期間、幕末から昭和にかけての徳川家の女性の暮らしに迫る企画展「プリンセス・トクガワ-徳川家ゆかりの女性たち」が開催中だ。
大政奉還で高い地位を失った徳川昭武
最後の将軍・徳川慶喜の弟である徳川昭武は、1867年、13歳で渡欧し、現地報道で“プリンス・トクガワ”と紹介された。帰国後は、大政奉還により将軍の後継者とみなされていた高い地位を失うが、生涯を通じて華美を好まず、日常を愛する趣味人の気質があったという。
初公開資料や華麗な調度品を展示
その一方で、“昭武の家族をはじめとした徳川家の女性たちはどのような暮らしをしていたのか”に注目したのが、今回開催の企画展「プリンセス・トクガワー徳川家ゆかりの女性たち」だ。同展では、初公開となる寄贈資料のほか収蔵資料を中心に、女性たちの暮らしを彩った華やかな婚礼調度や、
徳川實枝子による和歌短冊など、さまざまな品が展示されている。
入館料・感染拡大予防対策について
「戸定歴史館」の入館料は一般150円、高校・大学生100円、中学生以下無料。
館内では、その時点での感染拡大の状況に応じ予防対策を実施している。入館の際はマスクの着用および手指の消毒などを忘れずに。
同展に足を運び、激変する環境の中で生きた“プリンセス・トクガワ”たちの人生に想いを馳せてみては。
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