11月5日(木)~18日(水)の期間、銀座「和光」の本館地階にて、輪島塗の産地・石川県輪島で日常に使える漆器を作り続けている赤木明登(あかぎあきと)さんの個展「赤木明登 漆展ーひとつの器が暮らしを豊かにー」が開催中だ。
海外でも高い評価を受ける塗師
赤木明登さんは、1962年岡山県に生まれ、世界文化社の家庭画報編集部編集者を経て輪島へ移住。1989年に輪島塗の下地職人・岡本進さんに弟子入りし、1994年に独立した塗師で、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物 12人」に選ばれ、海外でも高い評価を受けている。
木地に和紙を貼って塗り重ねる独自の技法により生まれる、マットな質感ながらもつやのある漆器は、使い込むにつれて色味が深みを増し、美しい光沢が出るのが特徴だ。
定番の椀からモダンな台皿まで約100点が登場
昨年に続き、「和光」で2回目の開催となる同展には、定番の椀や皿のほか、モダンな台皿や新作の膳など約100点が登場。
「三つ鉢」<赤><黒>各79,200円(税込)や、どんな料理を載せようか想像するのが楽しくなる台皿「刳目台皿 丸」<小>15,840円(税込)・<大>19,800円(税込)などがラインアップしている。「刳目台皿 丸」は木目を生かした手作りのため、一つずつ表情が異なるのも魅力的!
初めて漆に触れる人はもちろん、すでに使っている人も選ぶ楽しさを味わえる、充実の品揃えに注目だ。
2日間限定で赤木さんが来場予定
また、11月14日(土)・15日(日)の各日13:00~17:00には、赤木明登さんが来場予定。
手にしっくりと馴染み、自然のものの心地よい温もりを感じさせる漆器の数々を、この機会に堪能してみては。
■「和光」
住所:中央区銀座4丁目5-11
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします
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