熊本県甲佐町商店街に、古民家ホテル「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」が11月14日(土)にオープンした。
商店街の入り口に立つ古民家ホテル
「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」は、熊本県甲佐町で古民家再生による地域活性化を掲げる「Drawing」と、甲佐町のまちづくりを手がける「パレット」との共同事業として誕生。
熊本県甲佐町の商店街入り口のたばこ屋だった築130年超の「旧松永邸」を改修した“古民家ホテル”で、「地域とゆるやかにつながる縁側(えんがわ)」をコンセプトとして、滞在者が地域の人とのゆるやかな交流を楽しめるきっかけになることを目指している。
かつて熊本城城主・加藤清正が治水のために造った水路が町中に張り巡らされている甲佐町。「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」という名前には、水とともに生きてきた町の歴史を尊重しながら新たな歴史を積み重ねていく、という意味が込められている。
客室は2棟3室で、定員は各大人3名。小学生以下の子ども連れの場合、大人2名・子供2名まで宿泊可能だ。公式サイトは順次公開予定で、現在予約は「一休.com」から受け付けている。
地域の店からおまけがもらえるパスも登場
また、開業と同時に、地域と繋がる特別なパス「KOSA PASS with NIPPONIA」の提供も本格スタート。
宿泊者に用意している同パスを甲佐町商店街の連携店舗に見せると、店からおまけをもらえるというもので、商店街の入り口にある同施設の特徴を生かし、地域回遊を楽しんでもらいたいという想いが込められている。
「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」に滞在して、地域の人との交流を楽しんでみては。
■「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」
住所:熊本県上益城郡甲佐町大字岩下字東園82番
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします