大和書房から、古代メソポタミアの歴史エッセイ&レシピ本『古代メソポタミア飯 ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ』が12月25日(金)に発売される。著者は遠藤雅司、監修は古代オリエント博物館。
歴史料理研究家とアッシリア学者が読み解く!
人気ゲームの舞台ともなり、学術界はもちろんポピュラーカルチャーの世界でも注目を集める古代メソポタミア文明。
歴史料理研究家・遠藤雅司氏による『古代メソポタミア飯 ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ』1,800円(税別)は、およそ4000年前に楔形文字で粘土板に刻まれた最古のレシピと食にまつわる記述を、古代オリエント博物館館長でアッシリア学者の月本昭男氏の協力のもと、つぶさに読み解いた一冊だ。
現代でも作れる古代レシピ
古代文学の最高傑作と称される『ギルガメッシュ叙事詩』や、ウル第三王朝・バビロニア王国に残る食材リスト、さらには古生物学的記録など、当時食べれていた料理をあらゆる角度から時代考証。現代の日本でも作れるように再構築し、再現レシピを完成させた。
叙事詩の登場人物である古代王ギルガメシュとエンキドゥは何を食べていたのかに想いを馳せつつ、物語と古代の世界にどっぶり浸れる歴史エッセイ&レシピ本となっている。
古代の宴を始めよう
同書は、『ギルガメシュ叙事詩』の関連地図や登場人物&登場神リストをはじめ、第1章では『ギルガメシュ叙事詩』12の書板の物語、第2章では物語の舞台を紹介。そして、第3章で「古代メソポタミア料理の世界」として、原文そのままの古代レシピと翻訳を同時収録している。
『古代メソポタミア飯 ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ』を読んで、“古代メシ”を自宅で再現してみては。
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