西武ライオンズは、昨年末にメットライフドーム1塁側の「トレイン広場」に設置した西武鉄道101系車両(先頭車)の車体ラッピングを完了させ、車両の名称を「L-train 101(エルトレイン いちまるいち)」に決めた。
「L-train 101」は、埼玉西武ライオンズ・ラッピング電車「L-train」に、今回設置した車両の形式を表す「101」を組み合わせて表現。
「いちまるいち」と呼びやすく、子どもから大人まで多くの人に親しんでもらいたいとの思いから命名した。
2021年の新入団選手たちが最後の仕上げ
2020年12月18日(金)深夜から19日(土)にかけて、埼玉県横瀬町の西武鉄道 横瀬車両基地からメットライフドームに運搬・設置した「L-train 101」に、今年1月18日(月)からラッピング作業を施し、2021年の新入団選手たちによって最後の仕上げを行った。
ドラフト1位で入団した渡部健人(わたなべ けんと)選手が、車両の運転席に球団公式マスコットのレオを貼り付けたほか、2位の佐々木健(ささき たける)投手、3位の山村崇嘉(やまむら たかよし)選手、5位の大曲錬(おおまがり れん)投手が、車体横に「隠れレオ」と「隠れライナ」をそれぞれ貼り付け、ラッピング作業が完了した。
ドーム内のLビジョンや音響・照明と連動した演出も
ラッピングは、ドーム側が白をベースにレオの横顔をあしらい、反対側はカラフルなデザインで、ライナのイラストをあしらっている。運転席のレオ、入口横のライナといっしょに写真撮影も楽しめる。
また、車両の上部にスピーカー、広場内に演出用の照明を複数台設置し、3月のオープン後、ライオンズがホームランを打ったときや、勝利時には、ドーム内のLビジョンや音響・照明と連動した演出が行われる。
さらに、電車のなかにも入ることができ、写真撮影などが楽しめる。
今後は、内装や演出用の設備などの施工を行い、今年3月にメットライフドームエリアの新しいシンボルとしてオープンする予定。いまから楽しみだ。