日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマ社は、ユーザー1,000名を対象に「バレンタインに関するアンケート」を実施。
その結果、「今年のバレンタインは義理チョコを贈らず、夫・恋人や家族など大切な人に想いを込めた特別なギフトを贈りたい」という、新型コロナウイルスの感染拡大により、人と会うことが難しい今年ならではのトレンドが見えてきたという。
「お家時間を楽しめるもの」「ヘルシーなもの」が急上昇
アンケート調査によると、コロナ禍でも「バレンタインのギフトを贈る予定」と回答した人が全体の84%にのぼり、そのうち「義理チョコを贈る予定がない」と回答した人が68%という結果に。
おもな贈り先は夫・恋人(78.5%)が最も多く、その次に子ども(36.9%)、親・兄弟姉妹・祖父母(34.3%)という回答が続いた。
コロナ禍ならではの回答が多数
また、ギフトを選ぶ際に重視することとして、「相手の欲しいもの・好きなもの」(66.8%)が最も多い回答となったほか、「お家時間を楽しめるもの」(11.2%)、「離れていても気持ちを感じられるもの」(7.1%)というこれまでにはなかった回答が。
さらに、巣ごもり太りの影響からか「身体に良いヘルシーなもの」(7.6%)が昨年の2倍近くに急上昇するなど、コロナ禍ならではの回答が多数あったという。
人との接触や密を避けるためネット購入が増加
また、2021年バレンタインは、例年店頭で購入していた人や手作りで用意する人が減り、ネットでの購入者が増える様子。
同社アンケート調査によると、今年のバレンタインギフトをどのように用意するかという質問に対し、「ネットで購入する」との回答が41.5%にのぼり、その理由として「外出を控える・人との接触や密を避ける必要があるから」(43.6%)と回答した人が最も多いという結果に。
新しい生活スタイルに合ったギフト選び
今年のバレンタインは、贈る相手によって意識的に気持ちが伝わる工夫が重要になりそう。
コロナ太りが気になる相手には素材にこだわったスイーツを、外出自粛で合えない相手にはおうち時間を楽しめるハンドメイドキット、遠く離れて暮らす家族にはお揃いの酒器やお酒を贈ってリモート飲み会を楽しむなど、新しい生活スタイルに合わせたギフト選びが増えそうだ。