明日香出版社は、東日本大震災の発生から2021年で10年を迎えるのに際し、2020年12月から『図解 身近にあふれる「放射線」が3時間でわかる本』の全文を明日香出版社公式noteで公開している。
10年の節目にあたる3月11日(木)からは、「3つの原子炉が同時に重大事故を起こした?《福島第一原発》」を皮切りに、福島第一原子力発電所事故に関わる項目の連載が始まった。
冷静で科学的な情報をあらためて発信
今回の連載では、あのとき発電所では何が起きていたのか、事故の影響はどうだったのか、状況はどのように変化していったのかなどについて、冷静で科学的な情報をあらためて発信する。
2011年3月11日の東日本大震災に伴って発生した原発事故は、福島県を中心に深刻な被害をもたらした。日本人は、これから次の世代にかけて、長期にわたって放射線や原発の話題と向き合わなくてはならない。
そのために必要なのが「放射線についての科学的な知識」。
同書では、いつもわたしたちのまわりにあるけれども、それが何かの理由でたくさんになってしまうと、わたしたちによからぬことを起こしてしまう「放射線」について、初歩的なところから誰でも読める内容で構成している。
著者は核・エネルギー問題情報センター理事の児玉一八氏。書誌『図解 身近にあふれる「放射線」が3時間でわかる本』1600円(税抜)も販売中なので、連載を読んで、本も手に取ってみては。
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