美術出版社が発売している、フランスやイタリア、日本の人気ワイン産地の現地取材記事を紹介するワイン雑誌「Winart(ワイナート)」。現在、増刊号として、『ワイナート2021年3月号増刊「飲んで、旅して、知識を深める イタリアワイン生産者ガイド100」』1,800円(税抜)が発売中だ。

訪問OKのワイナリーだけを掲載

コロナ禍において海外旅行に行けない日々が1年以上も続く中、読者に少しでも海外でワインを飲んでいる気分を味わってもらえるようにと、今回の増刊号が誕生。訪問OKのワイナリーだけを集めた、イタリア気分に浸れる1冊だ。

同書は、過去に取材した「イタリアワインの主要産地についてひもとく解説記事」と、新たに書き下ろした「ワインも美味しい訪問OKなワイナリー100軒のオススメ記事」の2段構成。

飲みたいイタリアワインを探すガイドブックとしても、イタリアでのワインツーリズムを計画するためのガイドブックとしても使えるほか、旅行後に現地の風景を思い出しながら眺めるのもよさそうだ。

まるごとイタリアを楽しめる

各地の料理や旅の情報コラムなども掲載しているので、イタリアワインだけでなく、文化や料理も含め、まるごとイタリアを楽しめる。

旅行に行きづらい社会情勢ではあるものの、イタリア好き、ワイン好きにとって見ているだけでも心躍り、次のイタリア旅行の計画を立てて備えるのにもぴったり。また、家飲みを充実させるガイドブックとしても活用できそうだ。

“フランス”版の増刊号も刊行中

同じく増刊号として、『ワイナート2021年5月号増刊「フランス ブルゴーニュ 生産者ガイド100」』1,800円(税抜)も刊行中なので、あわせてチェックしてみて。