愛媛県伊予市の家具屋アカトシロが販売する低座椅子「ゴイチ」と、広島県福山市にあるデニム生地メーカー・カイハラの瀬戸内コラボ商品が発売中だ。
低座椅子「ゴイチ」
「ゴイチ」は、座る・枕にする・足を置く・肘を置く・うつぶせと、主に5つの使い方ができる低座椅子。
その座面には、北欧のテキスタイルの企業や、愛媛の作家の生地を使うなど、土地土地に根付いた生地で「ゴイチコラボ」を展開している。
瀬戸内コラボが実現
今回新たに発売されたのは、“備後絣”発祥の地である広島県福山市にあるデニム生地メーカー・カイハラの生地を使用したもの。
備後絣の機屋から始まったカイハラの生地を「ゴイチ」に使いたいとアプローチし、“生地の開発過程で生じる様々なサンプル生地を活用しては?”と提案され、今回のコラボが実現。開発する過程で生まれるサンプル生地(約30cm×約60cm)が座面の生地へと生まれ変わった。
どんな空間にもなじむデニム
和洋問わず、どんな空間にもなじむカイハラのデニムは、同じく和室、洋室とスタイルを選ばない「ゴイチ」と相性がいいことも、コラボを依頼した理由の一つなのだそう。
品質の高い天然コットンを使い、紡績、染色、織布、整理加工の高い技術で仕上げるカイハラのデニムは、色や表情だけではなく、なめらかな肌ざわりも際立っている。同じ工程で作られるサンプル生地は、これまでリサイクルなどへ回っていたが、「ゴイチ」と一体になることで新たな価値と用途を生み出すこととなった。
瀬戸内の風土で育まれる2つの工芸の出逢いで生まれたカイハラデニム生地の低座椅子「ゴイチ」を、この機会にチェックしてみて。
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