高橋書店は、書籍『ざんねんないきもの事典』シリーズの最新刊『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』980円(税抜)を、全国の書店・オンラインストアにて4月24日(土)に発売。同書は、累計420万部を突破し、ますます人気が高まる『ざんねんないきもの事典』シリーズの第6弾となる。
動物学者の今泉忠明氏が監修
第1弾から5年間にわたり同シリーズの監修を担当しているのは、動物学者の今泉忠明先生。
第6弾で、今泉先生が「調査が難しかった」と振り返ったのは、タスマニアデビルに関するざんねん。
「なぜしっぽをつかむと動けなくなるのか?」それは、しっぽも胴体も脂肪が多く、自由に身動きがとれないから。
世に出ている論文や調査結果などの資料が少なかったこともあり、これを正しい情報として書籍にまとめるのは、今泉先生をはじめとする制作チームの精鋭たちでも苦労をしたそう。
正しく分かりやすく面白い情報を届ける
同書では、ほかにも「ネズミはべつにチーズが好きなわけではない」「セミは寝ぼけて鳴く」「ティラノサウルスは人間より足がおそい」など、さまざまなざんねんを掲載。
読者に向けて、正しく、分かりやすく、そして面白い情報を届けるために、さまざまな研究と努力を重ね続け、第6弾もますますパワーアップしている。
今回のざんねんも、思わずつっこみたくなる、だけどそのざんねんさが愛おしい内容になっているという。
2022年にアニメ映画化が決定
また、『ざんねんないきもの事典』シリーズは、2022年の夏にアニメ映画化も決定。豊かな自然と、ユニークでざんねんないきものたちが多数生息する南極・オーストラリア・日本(長野県安曇野)の3カ所を舞台に、オリジナルストーリーで描かれる。
今泉先生が調査に苦労したという生き物も登場する、みどころ満載の『ざんねんないきもの事典』シリーズ最新刊。ゴールデンウィークの読書にいかがだろう。
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