4月下旬ごろから摘み取りが始まり、5月初旬ごろから店頭に並びはじめる「狭山茶の新茶」。狭山茶の主産地である埼玉県入間市では、製茶工場からお茶を作る良い香りが漂いはじめる。
心を和ませる狭山茶
狭山茶は埼玉県下全般で生産される茶の総称で、その主産地として知られる入間市では、生産量、栽培面積も県下一を誇っている。
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われる狭山茶は、熟達した製茶法と“狭山火入”と言われる古来の方法で、深みのある濃い味わいとなり、飲む人の心を和ませてくれる。
今年の茶園は非常に良い状態
入間市内の茶畑では、5月初旬の新茶シーズンに向け、3月中旬ごろから機械で葉や枝を刈り込む作業「春整枝(はるせいし)」が行われる。そして、4月下旬ごろから新茶の摘み取りが始まる。
今年は暖冬で適度に雨が降ったため、どの茶園も非常に良い状態だという。新茶の出来上がりを楽しみにしたい。
入間市在住の漫画家 山中梅鉢先生
講談社の月刊誌「BE・LOVE」に連載中の「この恋、茶番につき!?」は、入間市在住の山中梅鉢先生が描いている。舞台は狭山茶農家で、茶作りや茶畑風景が漫画で丁寧に表現されている。
同作品は4月に単行本が発売され、入間市の狭山茶プレゼントキャンペーンも開催中。今までと違った視点で全国に狭山茶の魅力が発信されているので、あわせてチェックしてみて。
心を和ませてくれる入間市の「狭山茶の新茶」、この機会に試してみては。
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