千葉県市原市の歴史や文化、自然、暮らしや食、スポーツといった、地域が持つさまざまな資源と現代アートが融合するイベント「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」の見どころをすみずみまで紹介する公式ガイドブック『いちはらアート×ミックス2020+公式ガイドブック』1000円(税抜)が、美術出版社より4月30日(金)に発売された。
3回目の開催となる芸術祭
千葉県市原市の里山や閉校した学校、小湊鉄道の駅舎などを舞台に行われる芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」。3回目の開催となる今回は、総合ディレクターに第1回と同じく「瀬戸内国際芸術祭」や「大地の芸術祭」を手がける北川フラム氏が就任し、世界各国のアーティストによるアート作品が展開される。
「いちはらアート×ミックス2020+」自体は新型コロナウイルス感染症の影響により開催日が延期となっているが、同書は芸術祭の予習にもぴったり。開催日は決定後、芸術祭公式ウェブサイト等にて告知される。
全作品の紹介や詳細マップを収録
ガイドブックでは、全作品の紹介、詳細マップ、交通案内など芸術祭を歩くのに欠かせない情報はもちろん、
アレクサンドル・ポノマリョフ氏、西野達氏、アイシャ・エルクメン氏ら3名の参加アーティストの撮り下ろしインタビューや、芸術祭のコンセプトを表現するイラスト・写真を収録。
エリアの見どころやモデルコースも紹介
また、展示会場である小湊鐵道操車場(五井機関区)や、市原湖畔美術館の展覧会企画などエリアごとの見どころを紹介するほか、
芸術祭を余すことなく巡るためのモデルコースやいちはらのお土産、飲食店ガイドも網羅した「旅の便利帳」、切り取って使えるマップ、小湊鉄道・芸術祭無料周遊バスの時刻表の付録付きで、芸術祭をさらに楽しむための一冊となっている。
同書に目を通しておけば、イベントをもっと楽しめるはず。公式ガイドブックを手に入れて、芸術祭の開催を楽しみに待とう!