大手前大学・短期大学は、オンラインでの課外活動(部活動)を実施中。学園全体で掲げている「どんなときもみんなで前へ。」のスローガンのもと、コロナ禍においても充実したキャンパスライフを送れるようサポートしていく。
コロナ禍で課外活動に変化が
同大学は、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大にともない、オンライン授業を開始した4月17日(土)から対面での課外活動を停止している。そのため、昨年度は新入生勧誘としてオンラインで全課外活動団体合同の活動紹介を実施。個々の団体からの勧誘活動も行っていたが、オンラインでの活動が慣れていないなどで、実施回数が少なくなり、新しい部員の確保に苦しんでいた。
また、その後の活動でも、オンラインでの活動を認めていた一方で、実施した団体は少なく、学生は思い描くようなキャンパスライフを送れていなかった。
積極的にオンラインでの課外活動を推奨
こうした背景から、昨年度課外活動にあまり参加できなかった新2年生や新入生も活動の輪に加わり、充実したキャンパスライフを送ってほしいという思いで、今年度は各団体に対し、週1回もしくは隔週に1回はオンラインで部会や活動実施を行うように伝えるなど、より積極的にオンラインでの課外活動を推奨している。
オンラインと対面で活動を実施していけるようサポート
その結果、第三次緊急事態宣言発出時より各団体からオンラインで活動を実施したいとう声があがりはじめた。大手前祭実行委員会、ラクロス部、軽音楽部などが活動を開始し、新入生勧誘を目的とした部活紹介や部員紹介をメインで行った。
また、緊急事態宣言中はオンラインで授業を行っている同大学では、対面授業が開始され、対面での課外活動が可能になっても、各団体で感染対策を行いながらオンラインと対面のハイブリッドで活動を実施していけるようサポートしていくという。