7月9日(金)~25日(日)の期間、文京シビックセンターにて、文京区主催の公募展“若手芸術家のための育成支援事業・アートウォールシビック”として、第2回『文の京(ふみのみやこ) 跡見学園女子大学書道展』が開催された。入場料は無料。
書道を教育に取り入れる跡見学園女子大学
跡見学園女子大学の学祖・跡見花蹊は、日本の女子教育のパイオニアであるとともに、書道を明治初期から女子教育に取り入れ、皇室ともゆかりの深い書家でもあった。
そんな花蹊の教育実践は、2021年に146年目を迎えた今もなお大切に受け継がれており、文学部人文学科は、国語と書道の教員免許を同時に取得することができる学科となっている。
学生の作品を中心にさまざまな書を展示
今回で2回目となる書道展は、地域の書の表現力の向上および書道文化活性化を目指して開催。
全国大学書道学会理事長でもある、跡見学園女子大学文学部横田恭三教授の監修のもと、同学学生の作品を中心に、首都圏の高校生(招待作品)、海外の指導者や学生(招待作品)、および同学書道科講師(賛助出品)の作品が展示される。
“コロナ禍の終息を願う書”にも注目
また、“コロナ禍の終息を願う書”をテーマに、文京区民・同学学生・教職員の有志が、下書き無しで思い思いに書いた「率意の書」も展示。
いろいろな書表現が参観できる同展に、足を運んでみては。
■第2回『文の京 跡見学園女子大学書道展』
会場:文京シビックセンター 地下1階吹き抜け周囲 アートウォール・シビック(東京都文京区春日1-16-21)
※写真は第1回書道展展示風景
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