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さいたまブロンコスと連携する埼玉工業大学、スポーツマネジメント特別講座を開催

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埼玉工業大学は、プロバスケットボールBリーグ3部(B3)所属のさいたまブロンコスと連携し、スポーツチームの経営・運営を学生が体験しながら経営・マネジメントを学ぶ新しいスタイルの特別講義を実施した。

この特別講義は、今年度初めて同大学人間社会学部情報社会学科の「情報社会学特講Ⅰ」として2カ月間で計15回分実施。

スポーツチーム運営の経営論を、経験豊富な現役の経営者が、講義と実地体験を通して学生に伝えた。

講師は、埼玉工業大学特任客員教授(さいたまブロンコスオーナー)の池田純氏が担当。プロスポーツチームの経営者として、横浜DeNAベイスターズの初代社長として、V字回復させた豊富な経験を活かし、スポーツと地域ビジネスの基本などを指導した。

「地域とスポーツ」を軸とした経営学を学ぶ機会に

受講した学生は、実践的な経営論を学んだ後に、Bリーグの現場で実際に実地研修も体験。

講義では「経営」「企画」「営業」「広報」など「地域とスポーツ」を軸とした経営学を、池田氏が学生たちに紹介。また実地研修では、5月15日・16日に浦和駒場体育館で行われた岐阜スゥープスとの公式戦の試合において、実際にプロスポーツチームの試合運営、会場準備などを学生が現場で体験した。

学生は自ら作成したアンケートを来場者に募ったほか、物販の呼び込みなどを熱心に取り組んだという。

また講義最終日には、ゲストとして地元・深谷市の小島進市長も登壇。学生たちは、本講義で学んだ知識と実地研修を通して得た体験を、さいたまブロンコスと連携協定を締結している深谷市へ直接伝える機会を得た。

最前線で活躍する経営者から学ぶ貴重な機会に

今回同大学では、産学官連携の協力により、さいたまブロンコスを基盤にスポーツ領域だけでなく、これから時代の経営・マネジメントに必要な知識と考え方の体得を目的にした授業を実施。

一般的に大学の授業では、学者である教員による理論をベースにした講義が中心のなか、ビジネスや社会の最前線で活躍する経営者の言葉は、学生たちにとっても重みのある学びとなり、貴重な機会となった。

学生からは、“池田さん流の経営を授業で聞かせてもらい、いろいろな手法があるのだと、とても勉強になりました。Bリーグの経営をしている方の話を直接聞き、やり取りできるのは、とても魅力的な時間で、毎回楽しみに 授業を受けました”といった声もあったという。

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