リクルートが運営するニュースサイト『SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)』は、シングル向け賃貸物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)を対象に、品川駅から電車で30分以内の家賃相場が安い駅ランキングを調査した。
1位~4位が横浜市の駅!1位は羽沢横浜国大
1位の羽沢横浜国大駅は、横浜市神奈川区に位置しており、2019年11月、JRと相鉄の直通にともない開業したばかりの新駅で、駅名のとおり横浜国立大学の最寄駅。
羽沢横浜国大駅周辺は従来、鉄道の整備が不十分な地域だったが、同駅の開業により都心へのアクセスが向上した。新しい駅だけに周囲の商業施設などはさみしい状態だったが、6月に生鮮食品やお弁当なども扱うドラッグストアがオープン。今後は内科や皮膚科などの医院も施設内に開業する予定。駅前の再開発も順次進められており、2024年の完成を目指したタワーマンションや子育て支援施設などが入った商業施設も建設中で、今後の発展が楽しみなエリアのひとつだ。
2位は保土ヶ谷
2位に選ばれたのは、保土ヶ谷駅。周辺には閑静な住宅街が広がるが、横浜駅の隣駅であり、駅間距離は約3kmと横浜の中心地まで徒歩でも十分移動が可能な立地だ。また、渋谷や新宿などの繁華街へも、湘南新宿ラインを利用すれば乗り換えなしで利用できる。さらに、野球やサッカーなどができる競技場のほか、アスレチックやプールなどの設備がそろい東京ドーム約7個分の広さを誇る「保土ケ谷公園」があることもうれしいポイント。
横浜の都心の便利さと、のんびりした環境の両方を享受できるエリアといえそうだ。
交通利便性を重視するなら戸塚がおすすめ
10位の戸塚駅は、JR東海道本線、JR横須賀線、湘南新宿ライン宇須、湘南新宿ライン高海、横浜市営地下鉄ブルーラインと5路線の利用が可能。ランキング中唯一乗り換えなしで品川まで行くことができる。
駅付近は再開発を経て、駅直結の商業施設などが充実。周辺にはスーパーや飲食店も数多く、さらに商店街も多数あり、買い物利便性が高い街といえそうだ。一方で、少し行くと広がる住宅街は、かつて宿場町だった名残がどこか感じられ、下町風情が漂う。日常生活の便利さとのどかな雰囲気の双方を満喫できるエリアだ。
ランクインした駅はすべて神奈川県内
ランクインした駅はすべて神奈川県に位置し、大半が横浜市の駅。しかし同じ横浜市の駅でも、当然ながら駅の特徴はそれぞれ。自分のライフスタイルにあわせて、最適な部屋を探してみては。
調査の詳細は、『SUUMOジャーナル』 内で確認できる。