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次世代に残したい“白馬村”の未来のライフスタイルを描く3日間のワークショップを開催

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白馬村観光局が、新東通信、BIOTOPEと共同で、6月30日(水)〜7月2日(金)の3日間、持続可能な社会に向けた白馬村の未来のライフスタイルを描くワークショップ「HAKUBA Vision Design Boot Camp」を実施した。

白馬村を「サステナブルなマウンテンリゾート」に

長野県北部の北アルプス山麓に位置する雄大な山々に囲まれた白馬村は、スキーやスノーボードが楽しめるウィンターシーズンのみならず、オールシーズンで北アルプスの大自然を満喫できる唯一無二のマウンテンリゾート。

自然の恵と共に生きる白馬村では、近年大きな変化が起きているが、その一つが気候変動による雪不足問題。この危機的状況をうけ、2019年9月20日「グローバル気候マーチ」を地元高校生が企画し、さらにそれを受けて白馬村が、2019年12月白馬村気候非常事態宣言を発令した。

このような経緯を経て、白馬村ではこの気候変動に立ち向かうために、サーキュラーエコノミーを取り入れた「サステナブルなマウンテンリゾート」の実現に取り組んでいる。

サーキュラーエコノミーについて学ぶ取組み


その実現のための取り組みとして、サーキュラーエコノミーの白馬村での実装を目指す「GREEN WORK HAKUBAプロジェクト」をスタート。村内事業者と村外事業者が共にサーキュラーエコノミーについて学ぶ実践的なセミナー&ワークショップを、第一回・2020年9月、第二回・2021年3月に開催した。


今回行われた3日間のワークショップ「HAKUBA Vision Design Boot Camp」は、「GREEN WORK HAKUBA プロジェクト」の一貫として、白馬村の事業者や村外の事業者に加えて、白馬村の気候非常事態宣言のきっかけとなる提言をおこなった白馬高校の生徒など次世代を担う存在を含む約50名が参加。


持続可能な街づくりに重要になるサーキュラーエコノミーの先進事例をインプットし、グループに分かれてフィールドワークを実施したほか、白馬村の未来についてのディスカッションや、創りたいライフスタイルを実現するアイデアを検討し、最後に「私たちはどのような白馬村を作りたいのか、そのために何をすべきなのか」、参加者全員でダイアローグを行った。

未来に向けたアクションを考えるプログラム

今後は、白馬村の未来ビジョン作成にむけて、参加者に対するフォローアップセッションをオンラインで実施。第一回は7月12日(月)に開催済で、第二回は7月26日(月)に行われる。

また、完成した未来ビジョンを白馬村民に発表する報告会も実施予定だ。

さらに、9月7日(火)〜10日(金)開催予定の「GREEN WORK HAKUBA vol.3」では、未来ビジョンの発表の場を設け、新たな外部事業者を迎え実現していくことを目指す。詳細は同プロジェクト公式サイトにて確認を。

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