「阿賀まちづくり」が、8月1日(日)、9月開始の本講座に先駆け、「さんビズ」の説明会を阿賀町公民館にて開催。地域でスモールビジネスを成功させる人を増やす活動をサポートする。
下越地区で初めての開催
「さんビズ」は、月の利益が3万円程度のごく小さな経済活動を指す。競争しないこと、長く続けられること、失敗しても影響が少ないこと、環境への影響が小さいこと、そしていくつものビジネスを組み合わせられることが特徴だ。
新潟県内では様々な地域で実施されてきた「さんビズ」講座だが、下越地方では今回が初の取り組み。人口減少率、高齢化率が新潟県下1位の阿賀町で、自分らしい暮らしを実現し収益につなげていく方法を実践していくための一歩を学べる機会を提供する。
月に3万円の収益という無理のない形でビジネスを組み立て、活躍する人を増やすことによって、地域の活性化につなげることを目指している。
興味があれば参加可能
「さんビズ in 阿賀町」は、スモールビジネスの立ち上げに興味がある人や既に起業している人、阿賀町・阿賀野市・五泉市・新潟市・西会津町在住の人、阿賀町の地域資源に興味がある人のいずれかに当てはまれば参加できる。説明会の参加費は1200円(配布資料代として)。
「さんビズ本講座」は、9月19日(日)〜12月12日(日)の期間中に5回開催。2022年1月23日(日)に成果発表会が実施される。こちらの申込期間は8月1日(日)~9月10日(金)、受講料は5万円。
なお、全ての回の講師を、やまのみのり舎代表・榎本淳氏が務める。
参加者から商店街で起業する人を創出
「阿賀まちづくり」代表の高橋眞也氏は、「こういう活動の積み重ねから、津川商店街の空き店舗を使って、新しいお店を始める人たちが出てきたり、山奥の空き家で地域資源をうまく使いながら、楽しんで田舎暮らしをする人たちが増えてくれたら、きっとこの町はもっと楽しく豊かな暮らしができるような町になるんじゃないかなと思ってます。」とコメントしている。