全国で店舗展開をするアパレルブランド『SPINNS(スピンズ)』がサポートし、「ポップな公民館」をコンセプトにした古着屋×コミュティスペース「TANEMAKI supported by SPINNS」が、8月21日(土)、佐賀県武雄市に誕生する。
“かっこいい大人”になれる場に
『SPINNS』は2021年より新規事業部として「ローカルコミュニティ事業部」を開始。事業の一つとして、地域拠点型のコミュニティスペースの企画制作・運営サポートに取り組んでいる。
今回、「TANEMAKI」というプロジェクトチームを結成し、古着屋×コミュニティスペースを佐賀県武雄市にてスタート。“かっこいい大人”になれる場づくりを目指す。
「TANEMAKI supported by SPINNS」の半分は古着屋、もう半分は自由に利用できるフリースペースとなっており、普段は勉強や休憩スペースとして利用可能。定期的に「TANEMAKI」主催のワークショップやイベントも開催される。地域の若者が集い、この施設で地域のモノ・コト・ヒトを知り、まちづくりに携わるきっかけが生まれるコンテンツ開発と運営に取り組んでいくという。
開催予定のワークショップ/イベント
予定されているワークショップ/イベントには、「はたらきかたワークショップ」「ファッション×地域観光マガジン」「学びのプログラム」などがラインアップ。
地域の中高生を対象に、『SPINNS』アパレル販売体験を通して“働くことの楽しさ”を学ぶ定期開催のワークショップ「はたらきかたワークショップ」では、売り場づくり、接客、マーケティングを体験し、自身の生まれ育ったまちで“商売”が体験できる。
「ファッション×地域観光マガジン」は、地域の高校生~大学生を対象に編集部員を募集。全く新しいカタチの地域観光誌の編集・発行をワークショップ形式で行い、若者にとってキャッチーなストリートファッションスナップを切り口に、地域の観光名所や話題のスポットを背景にしたファッションスナップを掲載する。また、地域事業者へのインタビュー記事も掲載し、制作過程で地域産業や事業を知り、そこで働く大人との接点を育む。
「学びのプログラム」では、将来、地域で事業をはじめたい20代~30代を対象に、勉強会や事業サポートを行う。経営計画や資金調達の仕組みなどを学ぶことができ、だれでも事業チャレンジができる創業支援プログラムを提供する。
“古着屋”をベースに、若者がまちづくりを始めていけるコンテンツを運営する「TANEMAKI supported by SPINNS」。今後の展開に注目だ。
■TANEMAKI supported by SPINNS
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄7329玉川ビル1階