岡山県笠岡市は、移住・定住促進プロジェクトの一環で発刊した、笠岡の “いま” を伝えまちへの愛着を育むフリーペーパー「カサオカスケッチ」のvol.2を8月25日(水)より配布中だ。
暮らしとヒトが基盤になっている島々
笠岡市は岡山県の西南部に位置する小さな港町。南は瀬戸内海に7つの有人島、北は緑豊かな山や田んぼが広がっている。
高島・白石島、真鍋島、北木島、大飛島、小飛島、六島の大きく7つの島からなる笠岡諸島は、定期船を利用して20分~60分で気軽にアクセスすることができる。島にはそれぞれ特徴があり、地元産の食材を使った料理が楽しめる漁師宿や島の風情に溶け込んだお洒落なカフェなどがあるが、観光名所や観光の島というわけではない。
笠岡諸島は観光が基盤ではなく、暮らしとヒトが基盤になってる。「そこに住むヒトが素敵で会いに行きたい、会いに行って欲しい」という思いから、この度の企画がスタートした。島に行き、載ってるお店を訪れ、島のヒトの魅力を知って、また会いに行く。そんなサイクルが少しでも生まれてくれたら、と願っているという。
島の宿やカフェと暮らしを紹介
「カサオカスケッチ」第二弾は“暮らすように旅する笠岡の島”と題し、瀬戸内海のほぼ中心に浮かぶ笠岡諸島での取材を敢行。地元民からも人気のカフェや醸造所、島の人々の暮らしを紹介している。
目次は、「白石島 心と身体を優しく満たす植物由来の丁寧なごはん」「真鍋島 すてきな夫婦に会える真鍋島の名物カフェ」「真鍋島 休日の度に帰りたくなる浜辺の宿で非日常に浸る」「高島 瀬戸内の海鮮がずらり!満腹絶倒の漁師メシ」「北木島 カメノテのうま味が奥深い石の島で愛される一杯」「六島 我が島、自慢のイッピン」「飛島 この島で暮らすということ」など。
不確実性が高く、多くの人がストレスを抱えて生きている今だからこそ、すぐの旅行は難しいかもしれないが、地元の人たちのローカルな暮らしにとけ込むようなのんびりとした旅のイメージを膨らませてもらえたらと考えているという。
同書は、笠岡市役所定住促進センター、笠岡市立図書館、取材店舗などで配布しているが、希望者には笠岡市役所定住促進センターに切手を同封して依頼すれば郵送してくれる。1冊140円、2冊210円。
また、8月27日(金)19:00から、vol.2の発行を記念したライブが笠岡市公式Instagramにて開催されるので、チェックしてみよう。
■笠岡市役所定住促進センター
住所:〒714-8601笠岡市中央町1-1