住宅・不動産専門サイト「オウチーノ」を運営するオウチーノは、1~7月の期間および前年同期間(2020年1~7月)における「オウチーノ」サイトへのアクセス数を集計。両期間の東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県における人気駅ランキングを発表した。
「オウチーノ」サイトのデータベースをもとに、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を調査エリアとし、各駅ページのアクセス数が多い順にランキングしている。
辻堂、流山おおたかの森、浦和がトップ3に
コロナ禍2年目となる今年1~7月の期間における首都圏の人気駅ランキングは、第1位が神奈川県の「辻堂駅」、第2位が千葉県の「流山おおたかの森駅」、第3位が埼玉県の「浦和駅」となった。自然と便利さを兼ね備えた郊外エリアの街が人気を集めているようだ。
「辻堂駅」は前年同期間から変わらず第1位
前年同期間から変わらず第1位の「辻堂駅」は、近年の再開発により商業施設などが充実し、子育て世帯など若いファミリー層からも支持されているもよう。
コロナ禍におけるリモートワークの普及や長期化にともない、都心までの通勤時間などが解消されたことも、引き続き高い人気を誇る理由のひとつとして考えられる。
ファミリー層に人気の「流山おおたかの森駅」
第2位の「流山おおたかの森駅」は、前回の調査時(2020年1~7月)より1つ順位を上げた。つくばエクスプレスの開通後、秋葉原など都心へのアクセスも良く、駅周辺には複数の大型商業施設があるほか、子育てに関する支援やサービスが充実しているなどの理由から、ファミリー層を中心に人気が高まっているもよう。
新宿や東京にアクセスしやすい「浦和駅」
第3位の「浦和駅」は、新宿や東京駅などの主要駅へ乗り換えなしでアクセスできる他、商業施設や商店街も充実していることから生活の利便性が高く、さらには学校も多いといった魅力もあり、引き続きランキングのトップ3に入った。
また、人気駅のランキング結果を10位まで見てみると、都内の駅が多く名を連ねていた2020年の結果に比べ、2021年は郊外エリアや、再開発が進んでいる駅などが人気を集めているようだ。