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長崎県新上五島の秋の風物詩“あご”を楽しむ「じげもんばざぁる」開催

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長崎県南松浦郡の新上五島町観光物産協会は、上五島町の秋の風物詩“あご(飛魚)”を楽しむ「じげもんばざぁる」を、10月10日(日)の9~12時に五島うどんの里にて開催する。

歴史と独特の風土に育まれたごちそう

新上五島町には、長きにわたる歴史と独特の風土によって育まれ、今日まで大切に受け継がれてきたごちそうに値する自慢の特産品が数多くある。その旬のごちそうを学び、体験して味わうことができるのが「じげもんばざぁる」。「じげもん」は長崎で「地元のもの」を指す言葉だ。

9月下旬から最盛期となる“あご”がテーマ


今回のテーマは“あご”。新上五島町のあご漁は、9月彼岸の頃、北風に乗ってやってくるのを狙って行われ、1年分のあごを1カ月で獲るので漁の最盛期は海上や漁港に活気が溢れる。

ほかの地域で獲れる大きい“あご”は脂分が多く刺身などで食べるのに向いているが、上五島の“あご”は小振りで脂が少ないため、焼いても魚臭さが少ないのが特長。その焼きあごは、おつまみとして丸ごと食べるのはもちろん、だしはごちそうに使われる「あご出汁」になる。

九州発祥の「あご出汁」は、深い旨味とすっきりとした上品な口当たりが特徴で、昔から九州では祝いの席や正月など大切な場面で縁起のよい食材として愛されている。

あご焼きの文化を次代に繋ぐ


「港にあごが入った」と聞くと、各家庭であご焼きの準備が始まる。箱いっぱいの“あご”を手際よく串にさして専用の焼き台や七輪に敷きつめ、炭火で焼き始めると何とも言えない香ばしい“あご”の香りがあたり一面に漂う。そんな新上五島町の文化を次代に繋いでいくために、生産事業者協力のもと、あご焼きの学校での体験授業や観光客向けの体験プログラムも実施している。

そんな上五島が誇る「あご文化」を学び、体験し、味わえるのが「じげもんばざぁる」のあご祭だ。当日は、あご焼き体験のほか、“あご”商品販売や“あご”グルメが勢ぞろいする。あご焼き体験は1週間前までの事前予約制だ。詳細の確認・予約は「新上五島町観光なび」から行える。

なお、“あご”商品は特産品販売ECサイト「シマリエ」でも購入できる。

新上五島町観光物産協会の公式FacebookページやInstagramの公式アカウント(@k510kkbs)から、最新情報もチェックしてみて。

※新型コロナウィルス感染拡大防止対策を適切に実施して開催。来場の際にはマスク着用、手指消毒、体調管理に協力を。また、感染拡大状況により開催内容が変更になる可能性がある。

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