たかやまくえすと推進実行委員会が、観光振興策として高山市をモデルにしたRPGゲーム『たかやまくえすと』を10月1日(金)にリリースした。対応OSはiOS/Androidで、Apple Store/Google Playにて入手できる。
RPGで地域の魅力を表現
岐阜県高山市は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される通称「古い町並」や、江戸幕府の行政拠点「高山陣屋」など、古い文化を色濃く残し、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット。しかし、観光区域外にはなかなか誘客できず、インバウンド層のさらなる底上げと共に、新しい顧客層の獲得が課題とされてきた。
RPGはゲームの中でもストーリー性に優れたジャンルで、地域の魅力を表現するのに適しており、さらに、日本のRPGは海外でも多くのファンを擁し、将来的にはインバウンド需要の喚起にも繋がる期待があることから、今回のプロジェクトが決定した。
2022年1月には英語版・中国語版の配信を予定している。
ゲーム&現実の高山を楽しむスマホRPG
ゲームの高山、現実の高山、どちらも楽しめるスマホRPG『たかやまくえすと』は、高山の魅力的な地域資源を元に創造されたファンタジー世界を少年が冒険するスマートフォン用の無料アプリ。
16bitで創られた世界がなんとも懐かしく、高山陣屋、高山祭などの観光名所・イベントのほか、朴葉みそ、さるぼぼ、一位一刀彫などの名物・名産品が物語に登場する。
ゲームのプレイ時間は3~5時間と、東京や大阪から高山へ向かうバスや電車の中でもちょうど楽しめる長さだ。
実在の店舗や観光施設約40店舗が登場
『たかやまくえすと』には、高山市内に実在する店舗や観光施設約40店舗も登場。HPのリンクから気になる店の情報をすぐ確認でき、ECサイトのある店ではそのまま購入することもできる。
また、高山へ行きたくなったら、ゲームのメニュー画面にある「HP」より交通や宿泊施設を選択し予約できるのもポイントだ。
ポイントを集めてステッカーGET
さらに、同ゲームには、GPSスポットと呼ばれる15か所のスポットがあり、フィールド上で訪ねると1か所1ポイント、実在の場所でGPSを起動させてゲームをすると1か所5ポイントを獲得できる。合計20ポイントと50ポイントである仕掛けが用意されているのでお楽しみに。
なお、キャンペーン期間中は、20ポイント獲得し、決められた高山市内の商店にて画面を提示した先着500名に『たかやまくえすと』オリジナルステッカーをプレゼント!同キャンペーンの開始は10月下旬を予定している。
『たかやまくえすと』の最新情報は、公式Twitterにて確認を。