飯能市立博物館は、10月17日(日)~12月12日(日)まで特別展「飯能縄市 ~近世の市と市街地の発展~」を開催する。
明治の飯能の大通りをジオラマで再現
同展は、飯能の中心市街地の歴史を振り返ることにより、飯能の町の魅力を再発見してもらうを目的としている。
飯能の市街地の起源は、1700年代中頃に現在の大通りで開かれた定期市「飯能縄市」に遡る。「縄市」といわれたのは、縄やの取引から始まったからといわれている。
「飯能縄市」は月6回開かれ、その日は、近隣から商人や村に住んでいる人たちが集まり賑わっていた。しかし、江戸時代の飯能縄市の具体的な姿はよく分かっていない。
そこで、群馬県高崎市の室田や埼玉県小川町の小川の「市」の様子を描いた絵図や、「市」の境に立てられる「市杭」(群馬県中之条町)などを展示することで、江戸時代の「市」の様子をイメージできるよう、また、明治44(1911)年12月に撮影された飯能の大通りをジオラマで再現し、今から110年前の飯能の町の賑やかな様子を展示する。
同展は飯能市立博物館特別展示室・展示ホールで開催され入館無料だ。
開館時間は9:00~17:00(入館は16:30まで)。休館日は月曜日、11月4日(木)、11月24日(水)だ。
「飯能縄市 ~近世の市と市街地の発展~」で、飯能の町の魅力を再発見してみては。
■「飯能縄市 ~近世の市と市街地の発展~」
会場:飯能市立博物館特別展示室・展示ホール
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