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創業150年の老舗織物工場の生地や傘作りの様子を紹介する動画「つくり手」が公開

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山梨県南都留郡の老舗テキスタイルメーカー・槙田商店は、自社の生地作りや傘作りの様子を伝える動画「つくり手」を制作し、YouTubeにて公開した。毎日物作りをしている熟練された職人たちの「手」を通して、槙田商店の物作りを紹介している。

美しい色合いと光沢感のある先染織物

槙田商店は、創業150年以上の歴史を持つ先染生地のテキスタイルメーカー。


郡内織物の特徴でもある先染細番手の糸を使用し、ジャカードテクニックを活かした生地が特徴で、海外ビッグメゾンの服地などにも採用されている。


また、ほかでは展開できないような「織」に着目した自社オリジナルの傘製造を、昭和30年頃からスタート。


同社の傘は、実用品であることはもちろん、先に染められた糸で織る先染織物の美しい色合いや光沢感が特徴で、そのデザイン性は人々に美しい印象を与えている。

生地や傘の作り方を動画に

傘作りの話をするとき「作り方を初めて知った」「手作業とは思わなかった」との声が多く、生地や傘がどう作られているのかを知ってもらう機会がないことを実感していたという同社。

そんななか、山梨県富士吉田市で「ハタオリマチフェスティバル」(通称ハタフェス)の3年振りの開催が決定。今回のハタフェスをきっかけに、槙田商店のものづくりを紹介する動画を制作することとなった。


実際の生地作り、傘作りには多くの作業があり、


たくさんの人の手によって作り上げられる。そのことを多くの人に届け、さらに産地自体も知ってもらうきっかけになればとの想いが込められている。

いくつもの作業に関わる多くの人の「手」


動画では「手」に焦点を当てており、毎日ものづくりに携わり熟練した確かな技術を持つ職人たちの手を通して、1本の傘が出来上がるまでの工程を知ることができる。


富士の湧水を使って染め上げられる糸、織り上げられる生地、傘作りに関わる作業。この動画で映し出される「手」は、すべて山梨県郡内地域の人々の手。織物の産地にあり、地域に根差した槙田商店だからこそ、そこで生活する人々と共に生地や傘を作り上げることが出来る。


生地や傘が人の手でつくられるところを動画「つくり手」で鑑賞してみては。

郡内地域…山梨県の都留郡、都留市、大月市、富士吉田市一帯を指し、古くから織物の産地として有名。

槙田商店PV「つくり手」:https://youtu.be/h3I1tF_tY7A

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