全国初の里親コミュニティー「ONE LOVEオンライン里親会」において、里親の登録数が400人を突破。また、里親応援メンバーも1300人登録数となり、合計1700人のサイトへと成長した。
里親家庭は約4,300世帯
日本には、虐待や経済的な理由などによって親と暮らせない子どもが45,000人おり、児童養護施設の入所理由で一番多いのは「親の虐待」で、次に「親の就労・経済的理由」が続く。
その子ども達を一定期間、一緒に暮らしながら養育している里親家庭は約4,300世帯あるが、養育里親の数は、ほかの先進国と比較して多くはないという。
子どもの健全な育成を図る有意義な制度
里親制度は家庭での生活を通じて、子どもが成長する上で極めて重要な特定の大人との愛着関係の中で養育を行うことにより、子どもの健全な育成を図る有意義な制度。里親からの愛情を受けることで、自分の存在が受け入れられているという安心感がうまれ、こどもたちの自己肯定感が育まれる。
悩みを抱える里親をサポート
しかし、里親には守秘義務があるため、周りには相談できず悩みを抱えてしまう里親もおり、4人に1人が里親を辞めてしまうのが現実だという。
そんな里親たちをサポートするのが「ONE LOVEオンライン里親会」だ。
全国初の里親同士が交流できるサイト
「ONE LOVEオンライン里親会」は、当初は里親のコミュニティサイトとして2019年10月にプレスタートし、2020年4月から本格的にサイトを立ち上げ、『知って・つながる・大きなアクション。』のテーマをもとに、全国初の里親同士が交流できるサイトを2020年8月に設立。
登録すると、会員でしかみられない里親制度の情報や、掲示板等で里親同士でしかわからない悩みの相談、Zoomで開催しているオンライン里親サロンの案内などを受け取ることができる。
さらに、里親会員は、里親同士しか見られない「掲示板」や「サロン」へ守秘義務を守りながら参加することができ、里親応援メンバーには、里親制度の情報など、どちらの会員にも様々な情報が届く。
全都道府県の里親加入も実現
また、2020年には新型コロナウイルスの影響で各地域の里親会が集まることができず、多くの里親が孤立したのをきっかけに「オンライン里親会」をスタート。孤立する里親同士をオンラインでつなぎサポートしている。
12月現在、全都道府県の里親加入も実現した。
「ONE LOVEオンライン里親会」の詳細は、公式HPをチェックしてみて。
「ONE LOVEオンライン里親会」HP:https://one-love.jp/news/index.html