家電製品メーカー・シロカが、青山学院大学 地球社会共生学部 林研究室と共同で、食育イベント「いただきっず」を12月11日(土)に開催した。
毎日の食事やフードロスについて考える
「いただきっず」は、シロカのファンを対象として開催している親子向けのイベント。ワークショップや料理体験を通して、参加者たちに、毎日の食事やフードロスについて考えてもらうことを目的としている。
また、地球社会のさまざまな課題に向き合う青山学院大学地球社会共生学部の学生の協力を得て、産学共同で活動を行っている。
ワークショップ&料理教室を開催
4回目の開催となった今回は、オンラインにてイベントを行い、全国から11組の親子が参加。
ワークショップで家事について楽しく学んだあと、シロカの電気圧力鍋「おうちシェフPRO」を使った料理教室では、クリスマスにもぴったりなキャベツと肉だんごのトマト煮を作った。
身の回りの家事を学ぶワークショップ
ワークショップは、身の回りの家事をテーマとした紙芝居からスタートし、子どもたちが朝起きる前や学校に行っている間、おうちの人たちがどんな家事をしてくれているかをストーリー形式で紹介。
参加者からは“普段意識することがない名前のない家事を取り上げてもらい、目に見えない家事を知ることができた”などの声が集まった。
子どもたちは紙芝居を真剣に見ながら、しっかりと学んでくれた様子。紙芝居の後、子どもたちにはおうちの人へ「ありがとうの手紙」を書いてもらい、これから頑張りたいお手伝いについても話してもらった。
電気圧力鍋を使った料理教室
また、料理教室では、包丁の使い方を学びながら、野菜を切るところからスタート。今回は「ざく切り」と「いちょう切り」を学んでもらった。
子どもたちが切ってくれた野菜と調味料、肉だんごを「おうちシェフPRO」に入れて、スイッチを押したらあとは完成を待つだけ。
子どもたちの作った料理が、その日の晩御飯となった。
参加者からは“材料を切って鍋に入れていくだけなので本当に簡単にすすめられた”などの声が寄せられたそう。
食材を大切にする工夫も紹介
なお、「いただきっず」ではSDGsの中の目標の一つである、『使う責任 作る責任』という目標を考えた作り方を実践。食べられるにんじんの皮はそのまま使ったり、料理が余ったときのリメイク方法を紹介したりと、食材を大切にする工夫についても学んでもらった。
シロカでは今後も、食について考える機会や、料理をさらに楽しめるような製品を届けていく。