函館市では、関係人口の増加、将来的な企業誘致につなげるきっかけとして「ワーケーション」を推進しており、この夏に、首都圏等のIT関連企業やワーケーションに関心を持つ企業を対象に「ワーケーション体験ツアー」を実施した。現在、2022年1月・2月の「ワーケーション体験ツアー」の参加者を募集中だ。
冬の函館滞在を楽しむ
同ツアーは、参加者の要望が多かった冬季に実施し、冬の函館滞在の魅力を存分に体験できる行程。新型コロナウイルスの感染拡大によるツアーの参加募集停止に伴い、催行中止となった9月のツアー5回分を、2022年1月、2月にスライドする形で募集を再開しており、4泊5日と6泊7日の2種類が用意されている。
ワーケーション体験ツアーの出発日は、「4泊5日コース」が1月20日(木)、2月17日(木)。「6泊7日コース」は1月20日(木)、1月27日(木)、2月17日(木)。
参加条件は、企業に所属している人、初日のオリエンテーションイベント・最終日の意見交換会に参加できる人、最終日までに体験コンテンツ・コワーキングスペース・ワーケーションなどに関するアンケートに協力できる人、新型コロナウイルスワクチン接種証明書・又は出発前72時間以内にPCR検査で陰性であることを証明する書類を持っている人となっている。
ツアーのポイント
ツアーのポイントは、JTBの 「函館市ワーケーションコンシェルジュ」による「旅の過ごし方」のサポートが付く点。また、はこだてマルとくスペシャルチケット付きで函館を満喫できるほか、市電・函館バス共通乗車券も付く。さらに希望者には、函館市企業とのマッチングのサポート、ワーケーション導入セミナーも行う。
旅行代金は出発日、宿泊施設により異なるが、 4泊5日の価格は、羽田空港発着 おとな1人あたり34,000円~70,000円(税込)。 6泊7日の価格は、羽田空港発着 おとな1人あたり47,000円~101,000円(税込)。これらは旅行代金から函館市負担分を差し引いた支払実額となる。
募集定員は各日程10名(最少催行人数1名)。予約は「JTB 北海道事業部 営業第四課内 函館市ワーケーションコンシェルジュデスク」への電話、またはオンラインにて受け付けている。