凸版印刷、良いお寺研究会、障がい者アート協会、サポートセンターどりーむが、オランダの障がいをもつアーティストを支援するヘットベルクヴァン財団とコラボレーション。龍寶山 大徳寺「瑞峯院」(以下大徳寺「瑞峯院」)を舞台としたVRオンラインアート展示会「可能性アートプロジェクト展 in 大徳寺 瑞峯院 2021」が、12月20日(月)から2022年2月20日(日)まで開催中だ。
「無限の可能性・才能」
今回開催される展示会では、オランダを拠点とするヘットベルクヴァンとのコラボレーションにより、「可能性アートプロジェクト」開始以来初、海外の障がいをもつアーティストの作品展示が実現。障がい者アート協会、サポートセンターどりーむからも出展され、37名の障がいをもつアーティストが「無限の可能性・才能」をテーマに描いた45点の作品を、大徳寺「瑞峯院」を忠実に再現したVR空間上に展示する。出展作品のうち、ヘットベルクヴァンからはオランダのアーティスト7名、15作品が展示される。
アバターが多言語で喋る
また、本人の写真から生成された、アバターが多言語で話す「ごあいさつ動画」を導入。大徳寺「瑞峯院」の前田住職、障がい者アート協会の熊本代表理事、サポートセンターどりーむの土江理事長、ヘットベルクヴァンのFemke Riel創始者の各アバターが、日本語、英語、中国語、オランダ語の4言語であいさつする動画を視聴することができる。
グッズも販売
さらに、今回展示される作品がデザインされたグッズを、オンラインミュージアムショップより販売するとともに、バーチャル背景用画像やスマートフォン用壁紙などのデジタルコンテンツ、卓上カレンダー、「プリマグラフィー」を、障がい者アート協会のホームページより販売する。
社会的課題解決と経済的事業活動の両立を目指す「可能性アートプロジェクト展 in 大徳寺 瑞峯院 2021」。気になる人は、この取り組みを覗いてみては。
■可能性アートプロジェクト展 in 大徳寺 瑞峯院 2021
展示会URL:https://kanoseiartproject-vr-2021.com
開催期間:12月20日(月)〜2022年2月20日(日)
費用:無料
備考:同展示会はオンライン開催となり、大徳寺「瑞峯院」の現地では開催していない