八海醸造は、北海道ニセコ町で栽培された酒造好適米「彗星」を100% 使用した日本酒を、今冬、北海道限定で新発売した。
同製品は、八海醸造のグループ会社が2021年にニセコ町にウイスキー蒸溜所を開設した縁から、ニセコ町の依頼をもとに企画したもの。
北海道の多彩な食材を引き立てる食中酒
北海道は、海鮮はもちろん畜産王国でもあり、ジンギスカンをはじめとした肉料理や乳製品も多く、野菜も豊富だ。八海醸造は、この多彩な食材がもつ味わいを引き立てる食中酒として、酒造好適米「彗星」を原料米に使用した日本酒を設計し、魚沼の酒蔵で製造した。
酒造好適米「彗星」は、北海道で2006 年に開発された酒造好適米の品種。良質な酒米であることを示すタンパク含有量の低さが特徴で、淡麗な味わいに適しているといわれる。
今回発売となったのは、ほのかな吟醸香に淡麗な軽快さで食を引き立てる酒質の「吟醸 ニセコ蝦夷富士」と、口当たりソフトで香り華やか、淡麗な中にも米の旨味を感じられる「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」の2種類。
価格はそれぞれ、「吟醸 ニセコ蝦夷富士」の箱なしが2,409円(税込)、箱入りが2,640円(税込)、
「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」の箱なしが3,124円(税込)、箱入りが3,355円(税込)となっている。
ラベルには、新潟県高田市出身の洋画家・富岡惣一郎氏の作品で、ニセコ地域の風景を題材にしたものが使用されている。富岡氏は生前、ニセコエリアでも創作活動をしていたという。
ニセコ町のふるさと納税返礼品ほか、北海道限定で販売
「吟醸 ニセコ蝦夷富士」「純米大吟醸 ニセコ蝦夷富士」ともに数量限定製造商品。
また、販売エリアも、ニセコ町のふるさと納税返礼品にラインアップされるほか、道の駅「ニセコビュープラザ」、ニセコ蒸溜所、ニセコエリアのホテル・レストラン・居酒屋、また、北海道内の一部の地酒専門店・空港売店など、ニセコエリアを中心とした北海道限定を予定している。
ニセコの雄大な自然と、北海道の四季折々の豊かな食を繋げる日本酒を味わってみては。