木更津工業高等専門学校は、イオンモール木更津のイベント「まなびの」で「木更津高専の科学体験教室」を2021年11月27日(土)に開催した。
まなびの
「まなびの」とは、世の中や身近にある「なぜ?」を「なるほど!」にするきっかけや、楽しみながら「知るという体験」ができるイオンモールのワークショッププログラムだ。
当日の様子
当日は、千葉県内の小学生やその兄弟の未就学児合わせて74人が科学体験教室に参加した。
真空の実演時には、子どもたちが真空ポットに近づき、先生に質問する声や「水」や「風船」がどうなるのか、予想する声がたくさん上がり、たいへんな賑わいだった。
また、モアイ人形製作時には、子どもたちがコンクリートを練り、そして型に流し込む真剣な姿が印象的だった。
今回のワークショップは大型サイネージのある吹き抜けの大きな会場で実施したため、講義が満席となった場合でも、会場外から大型サイネージを見ながら講義を聴講する子どもたちや、イベントを知らずにたまたま通りがかった同校卒業生や同校学生の祖父母などから声を掛けてもらうなど、イオンモール木更津が地元の憩いの場となっていることを実感するとともに、来場の親子にワークショップを楽しんでもらえる良い機会となった。
講義後のアンケートでも、「またやりたい」「楽しかった」「知らないことを知るのは楽しい」「親目線でも勉強になった」「小学生に分かりやすい直感的な講義でおもしろかった」など、大盛況のうちに終えることができた。
木更津高専
木更津高専は、1967年に千葉県木更津市に創設された国立高専の学校であり、これまでの50年間で本校卒業生は7762人、専攻科修了生は633人に上り、国内外の様々な領域で幅広く活躍している。同校の方針により、幅広い教養を基本とし、国際的視野を持ち、自ら考え決断する判断力、自ら工夫し新しいものを造り出す創造力、自らの信念に基づき困難にも屈せず遂行する実行力の三つの能力を備えた創造的エンジニアとしての人材の養成を目指す。あわせて、健康な身体と精神、豊かな情操を培い、各専門の科学技術発展と成果の基礎となる理論を十分に理解して、社会に貢献でき、広範囲に活躍する実践的技術者の育成教育に努める。