宮城県南三陸町からサブスクサービス「南三陸定期便」を1月~3月に実施。月額3,000円以下で旬の海の幸を全国の人へ届ける。同サービスは、送料込み3回で8,900円(税込)となっている。
毎月異なる南三陸産海産物を届ける
同サービスは、月額3,000円以下(税込)で、毎月異なる南三陸産海産物(2人前程度)を届ける。漁師が獲れたてを送る新鮮な海の幸、海産物の加工会社がつくる食べやすいお魚セットなど、都市部では中々味わえない鮮度の高い食材を楽しめる。
自宅での旅気分を味わえる
コロナ禍で旅行機会が減り、現地での食を楽しむ体験を求めている人も多い。そこで南三陸町観光協会では、自宅での旅気分を味わえる “サブスク”で海の幸を楽しんでもらうサービスを開始した。
これまで南三陸町まで足を運ばないと中々購入できなかった商品だが、オンラインショップで販売することで、全国どこからでも購入可能となった。送られてくる海の幸は、南三陸町内の店舗にも並んでいない専用商品で、申込者のためだけに作られるセット内容だ。毎月下旬に届けるという。
寒鱈セット
1月は「寒鱈セット(マルセン食品)」を届ける。「寒鱈」は寒さが厳しくなる冬の時期に産卵のためにやってくる鱈で、脂が乗っていて身もしっかりついていて美味しい。身が締まって脂が乗って肉厚な鱈は、冬ならではの調理方法で楽しんでいただける食材だ。
ホタテ&ワカメセット
2月は「ホタテ&ワカメセット(金比羅丸)」だ。海産物は鮮度が命。朝採ったホタテ・ワカメを漁師だからできる鮮度で届ける。手間をかけて、利用者の元により良いものを届けることができるよう尽くしている。金比羅丸の漁師である高橋直哉さんは、子ども向けの漁業体験でも人気が高い漁師の1人だ。
戸倉っこ牡蠣セット
3月は「戸倉っこ牡蠣セット(後藤海産)」。環境に配慮した養殖のみに与えられる国際認証ASC認証を取得した戸倉っこ牡蠣。南三陸産の牡蠣を生で食べるのには、春が1番お美味しく味わえる。東日本大震災後に漁師の仕事を両親と一緒に営んでいく事を決めた若手漁師の後藤伸弥さんが今回の“お届け人”だ。
南三陸町の産品を楽しみたい
南三陸町では、東日本大震災直後から毎月旬の海の幸などを販売するイベント(福興市)を開催してきたが、新型コロナウイルス感染拡大後は、開催を見送っていた。
しかしコロナ禍においても、南三陸町の産品を楽しみたいという声も多く、近場や自宅での時間をより充実したものにしたいという人が増えていることに着目し、新サービスとしてオンラインショップでの毎月定期便の受付を開始した。
産地で漁師が丁寧に育てた特別感のある海の幸を、より便利により多くの人に楽しんでもらいたいという想いから始めたサブスクサービスだ。
産地から心を込めて届けられる「南三陸定期便」を味わってみては。
南三陸町観光協会公式通販サイト:https://ec-minatabi.good-travel.info