ファッションブランド「nest Robe(ネストローブ)」から、墨と枇杷で天然染を施した優しい色合いのリネンワンピースがリリースされた。
環境に配慮しながら丁寧にモノづくり
“天然素材”をコンセプトに、環境に配慮しながらひとつひとつ丁寧なモノづくりに取り組んでいる「ネストローブ」。2021年春夏コレクションから発売した「UpcycleLino(アップサイクルリノ)」は、洋服を作る際の裁断くずを原料として新しい洋服を作り出す、ゴミを出さない完全循環型プロジェクトだ。貴重な天然資源を大切にしながら、循環させていく取り組みを行っている。
すべて無駄なく使えるサステナブルなリネン
日常で何気なく使っているリネンは、環境に優しいエコ素材。3月に種を撒いて5月末~6月中旬にかけて花が咲き、7月の収穫までの期間に1メートル程急速に成長する。ある研究者の話によると、その期間のCO2の吸収量はなんと森林の約4倍にもなるという。
また、コットンはシャツを1枚製造するのに約20リットルの水が必須だが、リネンはあえて水を与えなくても雨と光があれば育つ。
収穫の際は、稲などと違い根っこから抜き取られ、繊維から種、根にいたるまで一切捨てるところがない。すべて無駄なく使用でき、かつ地球環境にも優しいことも考えると、天然繊維の中で最もリネンがサステナブルな素材といえる。
「墨」と「枇杷」による天然染
今回、そんな素晴らしいリネン素材から仕立てたリネンワンピースが登場。墨と枇杷で染めた優しい色合いの2種が登場する。
墨炭と呼ばれ生薬にも使われていた墨。「GREY」は、落ち着いたグレートーンが心を穏やかしてくれる。
高い抗酸化作用を持ち、免疫力アップにも役立つ枇杷は、昔から大薬王樹とも呼ばれ、“医者いらずの木”とされてきた。「BEIGE」は、優しいベージュの色合いと、ゆったりとした着心地でストレスフリーに着用できる。
スローメイドな着心地の良さで、心のウェルネスにコミットできる快適ワンピース。環境にも人にも心地よく、毎日着たくなる「ネストローブ」のリネンアイテムで、毎日を快適に過ごしてみよう。
オフィシャルサイト:https://nestrobe.com/
オンラインショップ:https://store.nestrobe.com/nestrobe/