日本初上陸！Simpexが、小型組み立て型フィルムスキャナーの先駆的企業である、デンマークPictoScanner ApS社の「PictoScanner」の取扱いを開始した。

思い出が詰まった無数のネガフィルム

PictoScanner ApS社の創業者・Simon Lautrop氏が、ギャラリーや美術館でハイエンドな出版物を製作する写真家として働き始めたのは1980年代半ばのこと。当時はアナログカメラ全盛の時代で、撮影後、フィルムを処理することは日常的な仕事の一部だった。

2000年代に突入し、カメラの世界もデジタル化が進行する中、2012年、Simon氏の母が他界した際、無数のネガフィルムの箱を発見。それはSimon氏の子供の頃の思い出がいっぱい詰まった貴重なフィルムで、膨大な時間を費やしてもデジタル化し、家族と共有したいものだった。

簡単に使用できるフィルムスキャナを開発

アナログカメラで撮影したネガフィルムのデジタル化は容易ではなく、多くの人達が大切な瞬間や思い出を再び目にすることができない現実を自身の経験で知ったSimon氏は、誰もが簡単に使用できるフィルムスキャナの開発を決意。

同時にリーズナブルな価格で商品を届けるため、スマートフォンのカメラと連携した開発を試み、「PictoScanner」が誕生した。

ネガフィルムをスキャンしてデジタル化

Picto社の主力商品である「PictoScanner」は、スマートフォンと専用アプリを使用して、古いネガフィルムと35mmスライドをスキャンしてデジタル化できる画期的なフィルムスキャナ。

スマートフォンで写真を撮影したことがある人なら、誰でも簡単に使用することができる。

同商品を使用する際は、まず、スマートフォンのOSに応じて、AppleStoreまたはGooglePlayでPictoScannerアプリを無料ダウンロード。

次に、写真をスキャンするために、ネガフィルムをスライダーに置き、アプリを開いてネガを撮影する。

すると、スキャンした写真はスマートフォンの画面にポジフィルムとして表示され、必要に応じて編集することもできる。

組み立て簡単！様々なシーンで活躍

同商品は組み立て簡単で、LEDバックライトとスマートフォンのカメラを使用してスキャンを実施。ソーシャルネットワークで写真を共有したり、フォトギャラリーに追加したり、メールやSMSで友人や家族に送信したりすることも可能だ。

大切な思い出を呼び起こすためのデバイス「PictoScanner」を、この機会にチェックしてみて。