NICO(にいがた産業創造機構)と新潟県は、新潟県内企業の防災商品を集めた「新潟防災フェア」を、1月24日(月)～3月13日(日)に応援購入サービス「Makuake」において開催している。

日常生活と防災の調和

NICOは、“新潟県の産業をもっと元気に”を使命に、チャレンジする県内企業を応援している公益財団法人。今回新潟県と一緒に、NICOに設置する「防災×ライフ研究会」の企業による防災商品を集めた「新潟防災フェア」を開催する。

「防災×ライフ研究会」は、NICOが令和元年に発足した研究会で、現在危惧される都市型災害における課題に対応するため、“いつかに備えて いつもの商品”というコンセプトのもと、「日常生活と防災の調和」をテーマとした商品開発を進めている。

単一の商品ではなく様々な商品をまとめて掲載

同フェアでは、単一の商品ではなく、食料品や生活用品といった様々な商品をまとめて掲載し、作り手のこだわりや背景を伝える。それにより、中越大震災以降の被災経験を活かして開発を進めてきた県内企業の取組を、全国の人に知ってもらうことを目指している。

プロジェクトの内容

参加企業は、開始日時点で4社。今後追加になる場合もある。

関川産業「お外ご飯体験キット」は、国産アルファ化米とこだわりの国産具材を一つにまとめた炊き込みご飯などの食品と、燕三条をはじめとした国内メーカーの調理器具をセットにしたもの。アルファ化米なので水で戻すこともでき、非常時にも活躍する。

山重「お米と大豆で作った ライスクッキー」は、小麦粉不使用のクッキー。身体にやさしく自然な味わいになるよう、昔ながらの甘味料である米餡を使用。備蓄用食品としても役立つ。

亀紺屋の「真っ白テオル」と「マスク」セットは、肌触りの良さと吸水性を持つふきんの生地を使用した「テオルシリーズ」のマスクとテオル(タオル)をセットに。非常時にはテオルの白地に文字を描いて呼びかけるなど、メッセージツールとしても使用できる。

ヒカリ食品「無添加おかゆセット」は、新潟県産コシヒカリ100%と水のみで仕上げた無添加で、乳幼児から高齢者まで幅広く対応している。常温未開封で5年6か月の長期保存が可能なので、保存食に最適だ。

この機会に防災商品を手に入れて、危惧される都市型災害に対する備えをしてみては。

「新潟防災フェア」Makuake内特設ページ：https://www.makuake.com/online_event/niigata