「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京都、以下JCV)は、使わなかった年賀はがきの回収キャンペーンを実施中だ。
年賀はがきでワクチンを
例えば、余ってしまった未使用の年賀はがき10枚でポリオワクチン20人分を途上国の子どもたちに贈ることができる。
2020年には3,739,986円分の未使用はがき・切手の支援が集まり、JCV支援国のひとつ、ラオスで1年間に生まれる全ての赤ちゃんに接種できる、約187,000人分のポリオワクチンを贈ることができた。
「もったいない」が救う途上国のちいさな命
JCVの活動は「もったいない」という想いと深いつながりがある。1994年の創設当時、JCVの活動は使用済みテレホンカードや未使用切手など、捨てるには「もったいない」モノの回収から始まり、今では書き損じや未使用はがき・切手、使用済み切手、ペットボトルキャップの回収に拡大し、途上国でワクチンを待つお父さん、お母さん、そして子どもたちの笑顔を守ってきた。
このキャンペーンを通して、あらためて多くの人に「もったいない」が「誰かの役に立つ」ことを知ってもらい、できるだけ多くのワクチンを支援国に贈り、一人でも多くの子どもの笑顔を守りたいと思っている。身近な「もったいない」から始まる、活動へのあたたかい協力をしてほしい。
書き損じはがき回収キャンペーン概要
対象物品は、書き損じはがき、未使用はがき・切手(額面が古いはがき・切手、往復はがきも回収している)。
支援例として、はがき10枚(約400円相当の寄付)でポリオワクチン20人。はがき25枚(約1,000円相当の寄付)でポリオ、はしか、おたふくかぜ、風疹、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風のワクチンと注射器、子ども1人分の支援に。
同キャンペーン期間は、1月17日(月)~3月31日(木)まで。なお、キャンペーン期間終了後も受け付けている。
その他詳細は、キャンペーンページで確認を。
身近な「もったいない」から始まる活動に、参加してみては。
■書き損じはがき回収キャンペーン
送付先:東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル 8F 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 はがき回収キャンペーン係