食事・運動・体重管理アプリ「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジーが、毎月30日の「みその日」にちなんで、全国で食べられているみそ汁に関するランキングを発表した。
「みそか」とも読める「三十日」
「三十日」は、「みそか」とも読まれることから、毎月30日は全国味噌工業協同組合連合会が制定した「みその日」となっている。
そんな「みその日」にあわせて、2021年1月1日~12月31日の間、「カロミル」ユーザーが喫食した「人気のみそ汁ランキング」、「みそ汁の外食・メーカー商品の喫食ランキング」が発表された。
人気のみそ汁1位は『わかめ、ねぎ』
「人気のみそ汁ランキング」1位に輝いたのは『わかめ、ねぎ』。2位は『大根』、3位は『豚汁』で、以下『具沢山』『白菜』『油揚げ、大根』『豆腐、なめこ』『豆腐、ねぎ』などがランクインした。
喫食1位は『大戸屋 味噌汁単品』
「みそ汁の外食・メーカー商品の喫食ランキング」1位は『大戸屋 味噌汁単品』。
2位は『永谷園 生みそタイプみそ汁 あさげ 18.1g×3』、3位は『マルコメ マルコメ 料亭の味(わかめ)』で、4位以降は、『味の素 具たっぷり味噌汁 きのこ』や、『永谷園 みそ汁太郎減塩 12食 とうふ 袋12.5g×2』、『マルコメ 料亭の味(とうふ)』、『大戸屋 たっぷり野菜の麦みそ汁 単品』などが並んだ。
ランキングについて「みそ探訪家」の岩木みさきさんは、“おうち時間の増加で「具沢山みそ汁」の需要が高まってきている”と解説している。
良質のたんぱく質を豊富に含む“畑の肉”
味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、“畑の肉”といわれている。というのも、大豆の発酵によって加水分解されたたんぱく質はアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれる。
他にも炭水化物、食物繊維、脂質、ビタミン、ミネラルなどたくさんの栄養素が含まれているうえ、抗酸化作用があるとされるサポニンや、女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをする大豆イソフラボンなど、注目の栄養素も摂取可能だ。
味噌を沸騰させないことがポイント
ライフログテクノロジーの管理栄養士・森延さんによると、みそ汁を作る際のポイントは、調理する際に味噌を沸騰させないこと。
みそ汁に含まれる乳酸菌や酵素は熱に弱いので、完成してから味噌をとくようにすると、栄養価もキープしながら、味噌の風味もしっかり残すことができ、美味しく味わえるそうだ。
おうち時間・自炊が増えた今、味噌汁で美味しく栄養を摂ろう!